ピサの斜塔から戻ってきた私たち、陽が落ちるまでにはまだまだ時間があったため
ドゥオモ周辺にやってきた。
小説「冷静と情熱のあいだ」を読んで、フィレンツェにあこがれていた私は
高所恐怖症のにクーポラへ行くことを嘆願。
イタリアまで来て断る理由もなかったか、
OKをもらいクーポラ前まで来ると扉が閉まってるじゃん!!
「入り口はここじゃないのかも。」
花の聖母教会の周りをグルグル1周。
「クーポラの入り口はここで間違えないよ。Ingresso Cupolaって書いてあるもの」
「・・・。」
「もしかして、しばらく閉館なのかも……」

クーポラが補修工事中だったため、しばらく入場できないのかと思い込んでしまい
「せっかくフィレンツェまで来たのに、肝心のクーポラに登れないとは……
」
と落胆したもんだ。とんだ勘違いなわけだけど。
それにしてもヴェネツィアとは全く違った建築手法だな。
平和の象徴グリーン(日本人だけ??)があるから温かく感じるよ。
補修工事をしなきゃならないのもうなづけるよ。
これだけの遺産、保持するのも大変だ。