ヴェネツィアの路地には、仮面舞踏会のためのお店が至るところで見ることができる。
仮面にもいろんな種類があって、陶器のもの、金銀……個性を表現するのに困らなさそう。
大学の頃、ここヴェネツィアを奏でた
「ヴェニスの謝肉祭幻想変奏曲(Composed by P.A Genin)」や
「仮面舞踏会(Aram ll'ich Khachaturian)」
を演奏したことがあったけど、
現地へ来て、あの頃とは違ったイメージが膨らみ止まず、頭の中から音が消えず、
また吹いてみたいな~なんて思ってみたり。
以外に軽い。
■仮面のカーニバル
復活祭前の40日間を迎える前に、人々が食肉に感謝し、
大いに食べ、飲み、楽しむカーニバル(謝肉祭)。
ヴェネツィアでは、その昔、カーニバル期間中は仮面をつけることで、
社会的な身分を忘れ、普段できないアヴァンチュールや
馬鹿騒ぎを楽しむことができた。
18世紀には各国からお忍びでやってきた王侯貴族たちもカーニバルの仲間に入り、
富める者、貧しい者、市民、異邦人が一緒になって祭りを楽しんだ。
(参考文献:「新個人旅行」昭文社)