松島湾遊覧船で松島の情景を楽しんだ後は、国宝 瑞巌寺(ずいがんじ) へ。
国宝と言わしめる存在感、目を閉じて佇むだけで過去に引き戻されてしまう空間でした。
見ごたえアリです。
総門をくぐると長いなが~い参道が。
杉の木が並んでいて風流がある。思った以上に距離があったな。
こちらが入り口。瑞巌寺の歴史は古く、平安時代の初めに延福寺の名称で開創。
その後、鎌倉時代に北条時頼公が円福寺と改称。
鎌倉幕府の庇護の下に栄えたが戦国時代には衰退。
再び日の目を見たのは伊達政宗公の時でした。
平安時代から約1200年の時間。私たちは一体何を感じ取ることができるんだろうか。
こちらは本堂。慶長9年(1604年)から5年をかけて完成。作ったのは、京都 根来の大工衆。
土足厳禁、中に入ると金を用いて描かれた数々の障壁画が。
色鮮やかな障壁画も、10年かけて復元されたから。後世に伝えていきたい建築物です。
一通り見終え、青龍殿(宝物館)へ行く途中、衝撃的な光景が目の前に現れた。

アニメ映画「ラピュタ」とダブる……。
一切、人間が足を踏み込んでいない空間。神秘的……。
好奇心がわいてきて足を踏み入れたい衝動にかられるも、立ち入り禁止の看板が。
うぅぅん、残念。
その場だけ、微妙に空気がひんやりしているというか、
この場に佇んだ人が思い入れた感情が時を越えて伝わってくるというか……。
ここで何があったのか、なぜこのようなものを作ったのかがわからぬままだけに非常に不気味。
夢中になって写真を撮り続ける私。
瑞巌寺の見所の1つとなりました。
最後に記念写真をパシャリ。
宮城県宮城郡松島町松島字町内91番地
022-354-2023
拝観料:700円