お婆さんの泣き叫ぶ様子を表したと言われる潮吹き岩。……なんとも苦しい
またまた車を走らせて、陸中海岸国立公園 気仙沼湾の岩井崎へやってきました。
岩井崎といえば、豪快に吹き上がる数十メートルの波しぶきが見られる潮吹き岩。
潮吹き岩は、海蝕によって石炭岩にあいた岩孔から、波が打ち寄せるたびに波しぶきが吹き上がる構造。
そんな潮吹き岩には、こんな言い伝えも。
言い伝えを知って見るのと知らないで見るのとでは違うよな。
波しぶきが「かんしゃく」に見えたり見えなかったり。
知らなきゃ、「おぉ~すげー」程度表現でしか感想を言えなかったかも。
(Heart is Free. もちろん感じたままが全てですばらしい思います)
そして、畳岩。
時刻はお昼過ぎ。虹が見えるらしい夕日の時刻まではまだまだ時間がある。
伊達さんが釣りをしていたらしい岩を眺めるのみとなりました。
こちらが伊達さんが座ったとされる、畳岩。
潮も速く、さぞかし魚が釣れたことでしょうな。

GW中だからかな、たくさんの家族連れが訪れ
まだまだひんやりする水に手足をつけては、遊ぶ姿も。
芝生では、カップルがゴロ~ンと寝転んでひなたぼっこ。
ここだけ、時間がゆっくりと流れてました。

岩井崎を十分に堪能し、駐車場へ向かおうとすると
門番のように立ちはだかる秀ノ山雷五郎(ひでのやまらいごろう)力士の銅像が。
このお方、気仙沼出身の大相撲第九代横綱さんなんだって。
1808年-1862年を生きた人なわけで、知らないのも無理はない。
最後に、
もういっちょ、言い伝えがあるらしくパシャリ。
それにしても悲しいお話続きだねぇ~。
漁=命がけの職業なわけだね、しんみり。
■岩井崎
一関駅から大船渡線(各停)で約1時間25分
仙台駅から気仙沼線(快速)で約2時間
盛駅から大船渡線(各停)で約1時間10分
一関ICから国道284号線で約1時間10分
仙台から国道45号線で約3時間