北海道旅行四日目のメインイベントは、これこれ。知床クルーズ!!
知床クルーズには2コースあって、
知床岬まで行く 「 知床岬コース( 約3時間 ) 」
と、
カムイワッカ湯の滝でUターンする 「 カムイワッカの滝コース( 約1時間 ) 」
とがあります。
「 どうせなら、知床岬まで行こう 」
彼の希望もあり、8,000円払って知床岬へGO。
ところが・・・。
三度目の正直のことわざ通り、知床三日目にしてクルーズ出航許可がおりて
ホッとしたのもつかの間。受付に行くと、
一昨日、昨日の雨の影響から若干まだ高波です。
多少揺れることがございますので、ご承諾の上サインしてください。
と苦言を呈される。
そういえば私、乗り物酔いするんだった
それも3時間でしょ? おまけに、バイキングで朝ごはんもりもり食べてきたから、
胃の中に残ったまんまだ・・・。どうしよう、どうしよう・・・不安でいっぱいになる。
・・・いざ出陣なり!!
山の上からの眺めとは違い、岩の険しさと対照的な滝の繊細さが印象的に映ります。
ご紹介が遅れましたが、写真左に写っているおじさまが船長さん。
コーラ片手に、たばこ片手に運転するんだもの。怖いよ (`ε´)ぶーぶー
北海道はもっと温かく、雄大なイメージがあったのに、
実際は過酷、冷徹、孤独・・・そんなイメージに変わりました。
クンネポールとは、アイヌ語で真っ黒な穴、洞窟を意味するそうで、
波が岩を浸食してできた穴なんだって。
クンネポールの中には、たくさんのこうもりが住んでいるらしく、
夕方近くになると、いっせいに空を舞って空を真っ黒にすることがあるらしい。
想像しただけでもきもちわるいぃ~ (´Д`|||)
湯の華の滝、別名、男の滝とも呼ばれています。
なぜなら水が流れ落ちる様子が、男性の用を足す様に似ているかららしい。
こちらは、岩尾別の山です。
出発してから30分が経過。
雇われ船長が双眼鏡を片手に
「熊が現れたぞ」
の掛け声。
もう片方の手で舵を切り、熊が逃げ出さない程度の距離まで船を近づけてくれた。
ん?どれどれ?どこどこ?
ちっちぇ~!!
これでも、カメラの望遠機能をフル活用しての撮影。
裸眼で見ると、ちっちゃ過ぎて見えん!!
なんとなぁ~く鮭をくわえてるとか、水浴びしてるとかがわかる程度。
ま、まぁ~熊が出現しただけでも貴重な体験だ。
喜んでおこうかな
そんなプチ喜びも、数分後には悪夢へと変貌。
船のエンジンを止めて熊を見ていた間に
私、船酔いしたのです・・・。
決行許可がでたというものの、高波であることに変わりないオホーツク。
エンジンを切ると、波の揺れのまま船も揺れるもんだから
三半規管も抵抗できず、ノックアウト。
時計を見ると、クルーズ終了まで残り1時間半。
目の前が暗くなる。
後半へ続きます。