☆知床クルーズ <前編> | ENDLESS STORY

北海道旅行四日目のメインイベントは、これこれ。知床クルーズ!!

知床クルーズには2コースあって、

知床岬まで行く 「 知床岬コース( 約3時間 ) 」


と、


カムイワッカ湯の滝でUターンする 「 カムイワッカの滝コース( 約1時間 ) 」

とがあります。


「 どうせなら、知床岬まで行こう 」


彼の希望もあり、8,000円払って知床岬へGO。


ところが・・・。

三度目の正直のことわざ通り、知床三日目にしてクルーズ出航許可がおりて
ホッとしたのもつかの間。受付に行くと、

一昨日、昨日の雨の影響から若干まだ高波です。
多少揺れることがございますので、ご承諾の上サインしてください。

と苦言を呈される。


そういえば私、乗り物酔いするんだった 泣
それも3時間でしょ? おまけに、バイキングで朝ごはんもりもり食べてきたから、
胃の中に残ったまんまだ・・・。どうしよう、どうしよう・・・不安でいっぱいになる。


・・・いざ出陣なり!!



知床クルーズ

写真正面に見える滝が、フレペの滝。
山の上からの眺めとは違い、岩の険しさと対照的な滝の繊細さが印象的に映ります。


ご紹介が遅れましたが、写真左に写っているおじさまが船長さん。
コーラ片手に、たばこ片手に運転するんだもの。怖いよ (`ε´)ぶーぶー


知床クルーズ
北海道はもっと温かく、雄大なイメージがあったのに、
実際は過酷、冷徹、孤独・・・そんなイメージに変わりました。

知床クルーズ

クンネポールとは、アイヌ語で真っ黒な穴、洞窟を意味するそうで、
波が岩を浸食してできた穴なんだって。

クンネポールの中には、たくさんのこうもりが住んでいるらしく、
夕方近くになると、いっせいに空を舞って空を真っ黒にすることがあるらしい。
想像しただけでもきもちわるいぃ~ (´Д`|||)
知床クルーズ

湯の華の滝、別名、男の滝とも呼ばれています。

知床クルーズ
なぜなら水が流れ落ちる様子が、男性の用を足す様に似ているかららしい。

知床クルーズ

こちらは、岩尾別の山です。


出発してから30分が経過。

雇われ船長が双眼鏡を片手に

「熊が現れたぞ」

の掛け声。

もう片方の手で舵を切り、熊が逃げ出さない程度の距離まで船を近づけてくれた。


ん?どれどれ?どこどこ?
知床クルーズ
ちっちぇ~!! マリオ




これでも、カメラの望遠機能をフル活用しての撮影。
裸眼で見ると、ちっちゃ過ぎて見えん!!
なんとなぁ~く鮭をくわえてるとか、水浴びしてるとかがわかる程度。


ま、まぁ~熊が出現しただけでも貴重な体験だ。
喜んでおこうかな てれ(苦笑)


そんなプチ喜びも、数分後には悪夢へと変貌。
船のエンジンを止めて熊を見ていた間に
私、船酔いしたのです・・・。沈

決行許可がでたというものの、高波であることに変わりないオホーツク。
エンジンを切ると、波の揺れのまま船も揺れるもんだから
三半規管も抵抗できず、ノックアウト。

時計を見ると、クルーズ終了まで残り1時間半。
目の前が暗くなる。


後半へ続きます。