垂直に切り立った大岩壁から雪解け水が幾筋にも流れ落ちる様子が
まるで泣いているかのように見えるために、
ウィーピング・ウォール「すすり泣く」と呼ばれているそうです。
ツアーバスの中からの撮影のため、ちーとばかりブレてますが……。
バス移動中は、とにかく後方座席4席を陣取り、
観光ポイントが右にきても左にきてもシャッターチャンスを逃さぬよう
軽快なステップで移動するのでした。
……そのころ彼はと言いますと、
ここぞとばかりにガイドブックにかじりついたせいで、バス酔いを
ぐったりしてしまいました。
遠くを眺めて!気をそらして!
【余談】アバランチコントロール
冬になると、このあたりは雪でスッポリ覆われてしまうのだそう。
それでも交通手段だけは確保しなくてはならない。
どうしているかというと…。
ミサイル( 鉄砲じゃなくって、ね )を雪に向けて打ち込んで
雪崩を引き起こして道を確保してるんだって。
これをアバランチコントロールと言うそうです。
自然を次の世代へ引き継ぎたいという気持ちはあるものの、
自然との共存はきれいごとでは納まらないや、と思ってみるのでした。