日本ワーキング・ホリデーから香港へ帰ってきて、たちまち一ヶ月が過ぎてしまった。今回の旅で日本に対してはもちろん、自分自身に対しても理解が深まったような気がする。日本でよく香港のこと、特に歴史や文化、習慣などを聞かれたことがあったが、ほとんどはうまく答えられなかった。そのため、今回図書館から香港の歴史の本を借りてきて、真剣に勉強しようと思ったのだった。
1841年1月25日に、英軍は香港に上陸し、同年、香港はイギリスの植民地になり、現代化の道を進んでる。香港は中国大陸のどこよりもいち早く世界的な都会になれるのは、すべてはイギリスのお陰だと言ってもまったく過言ではないだろう。だが、言語、文化及び習慣などの違いで、当時の香港の人とイギリス人はうまく一緒に生活することができず、基本的には生活圏は別々だった。香港の人と言うのは、みんな香港の原住民のわけではなく、中国の内乱で香港へ逃げてきた人(エリートたち)や、出稼ぎで香港へ来た人も含む。もしろ後者のほうが多かっただろう。香港の人はイギリス人に差別され、イギリス人のエリアには香港人が立ち入ってはいけないほどだった。
香港には地理の優勢があり、中国大陸と世界各国の中継貿易港として必要とされているため、イギリスは香港の発展に力を入れていた。チャペルや学校、様々なイギリス風の建物が次々でき、イギリスの文化が香港に浸透しはじめた。その一方、香港の人は中国の文化を保ちながら生活していた。なので、香港は中国文化と西洋文化が集まったところであって、多くの香港の人は新しい西洋文化や思想を得たそうだ。
それは戦争が始まる前の話で、香港の人(中国人)と日本人は仲がよかったことを垣間見ることができた。
それから大事件がたくさんあり、例えば中国の南部の人と一緒にした大規模なストライキや、戦争時日本に3年8ヶ月占領されたことなどなど。
植民地になっておよそ160年。今でも当時の建物が数々残っていることが、25歳になって初めて知った。歴史が重要視されていないこともあって、観光面ではまったく宣伝が見えず、多くの人に知られていないだろう。その上、都市発展のため、だんだん消えつつあるのは現状だ。自分が学校でちゃんと勉強していないか、学校がちゃんと香港の歴史を教えていないか、どちらか分からない。歴史やら何やら勉強しても商業に役に立たないし、考える能力が身に付いてしまったら香港の政治や経済に余計な動きが起こるだろうと恐らく香港の政府が思っているかもしれない。
すべて教育のせいにするつもりはないが、本当に自分が育ったこの香港について、何ひとつも分かっていないと痛感した。これから香港のことに関心を持つように心掛けています。
今度行ってみたい香港歴史観光
香港歴代総督
