アフリカのガーナには、「電子廃棄物の墓場」と呼ばれる、アグボグブロシーという地区があります。

 

そこの電子ゴミを使って、アート作品を制作しているのが、『1まいのがようし』という絵本の作者、長坂真護さんです。

 

真護氏の絵には高値が付けられ、数百万〜数千万、億単位で売れたものもあるといいます。

 

アグボグブロシーの電子ゴミを焼き、中から金属を取り出して、わずかな日当を得るスラム街の人々に、彼は絵の売上を還元するという活動をしているのです。

 

電子ゴミを焼くときに出る黒い煙は、毒ガスに他なりませんが、スラム街の人々は、日常のようにこの煙を吸い込み、健康を害し続けていました。

 

彼はここの人々にガスマスクを贈り、毒ガスを吸わずにすむようにリサイクル工場を作ろうと考えたのです。

 

 

真護氏の絵本は、こうした彼の取り組みをもとにしたものです。

 

絵本の舞台も、ガーナのスラム。

 

1人の絵描きの男と、3人の子どもが登場します。

 

絵描きは、「絵をおしえよう」といいます。

 

絵を教えてもらうには、男の持っている画用紙を買うのが条件です。

 

お父さんの仕事を手伝ってもらった、わずかなお小遣いをどう使うかは、三人三様で面白いです。

 

この絵描きは、まさに真護氏ですが、一生懸命絵を描く子どももまた、真護氏本人のように思えました。

 

アートで人々を救いたいと活動している彼ならではの、アートと経済が結びついた、新しい感覚の絵本ですニコ

 

 

 

 

 

2冊読んだ長坂真護さんの本。

 

『NAGASAKA MAGO ALL SELECTIONー長坂真護作品集ー』

 

作品集です。美術家としての軌跡が辿れます。

 

 

 

 

『サステナブル・キャピタリズム 資本主義の「先」を見る』

 

回りくどくない、ストレートな語り口に好感が持てました。こんなにはっきり言っちゃっていいの?って思うほどです。

赤裸々で・・・時々ビッグマウス。

 

あーあーアグボグブロシー、一部?消滅しちゃった。。。

 

でも、ガーナの現地の人々への思いは変わらず、それどころかどんどん壮大になっている!?

 

とにかく行動力がすごくて、なんか元気が出て参りましたニコ