大人が読んだなら 悲しみが 少しでも和らぐでしょう。

 

子どもが読んだなら 悲しい暗い気分に なるでしょう。

 

読む人によって違うけれど 童話で 悲しみに焦点を当てるなんて・・・。

ちょっと 驚きでした。

 

私はやはり ハッピーエンドが 好き。

もしくは 夢や希望を 残してくれているもの。

 

しかし なぜか このお話が 気にかかる。

 

人間なら みんな悲しみを 持っている。

 

子どもだって 大人だって 悲しいことは たくさんある。

それは 仕方のない事で みんなそうなんだ。

・・・という まぎれもない真実を 見るからでしょうね。

 

この絵本には もう一遍 「きょねんの木」が

収められています。

 

どちらも 井上ゆかりさんの 日本画がとてもいいです。

挿絵というより 一枚の絵を 鑑賞しているようです。

じ〜っと見ていたい 落ち着きのある絵です。

 

絵の向こうに 人生が 見えてくるような一冊でした。