清川あさみさんは 広告のお仕事などされていますが

”写真に刺繍する人” で 有名な方です。

そんな彼女、絵本も出していました。

 

その中で 今回は『銀河鉄道の夜』を取り上げて

みようと思います。

 

糸 布 スパンコールや ビーズを使った挿絵で

一枚一枚が アート作品です。

 

夜のお話なので ブルー グレイ ブラックが多く

落ち着いた 暗めの色が多い感じです。 

 

お話を読んでみて 改めて 宮沢賢治の人気の訳を、

少し 理解できたような気がします。

 

文章が古いことや 一文が長く 読点も少ないので

非常に読みづらいですが そんな事では揺るがないのが

宮沢賢治ワールドなんでしょうね。

 

車窓や停車場 不思議な乗客 友情 死後の行先・・・

 

銀河鉄道に乗って 美しい賢治の織りなす世界を

堪能してください。

ちょっと悲しいお話なので とても心が弱っているときは

お勧めしないです。

 

宮沢賢治を 大人が読むとすれば 文庫や電子書籍で、

となるでしょうが 絵本で読むというのもいいですよ。

 

賢治ワールドとあさみワールドの二大コラボです。

ぜひ ご覧ください。

 

 

銀河鉄道の夜 銀河鉄道の夜
1,944円
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