泣ける映画
悶々としてどうしていいか分からないとき、
私は「泣ける映画」を見る。
頭の中はぐるぐると回り、溜息ばかり。
泣けばきっとすっきりするのだが、
なぜか眉間のシワばかりよって涙は出てこない。
こういうときに無理やり泣いてすっきりしようというのである。
台湾でものすごく売れた映画。
台湾の日常生活の中の非日常を
歴史とか恋愛とかを織り交ぜながら描いた作品。
ってか、恋愛映画なのかな?これは。
私はそこが重点ではないな、と思ったけど。
とにかく泣きたかったからなのか、
本当に泣ける映画だったからなのか、
泣いた。
泣いた。
泣いた。
あー、すっきりした。
傑作であるかどうかは別として、
私にとっては、いい映画だったな。