うまいこと老いる生き方
中村恒子
奥田弘美
奥田弘美
あらすじ
心に折り合いをつけて上手くやる習慣を、世代の違う精神科医2人が対談します。
戦争時代を生き抜いた世代からみた現時代にある人生の不安に、お手本となる歩み方を、経験談を用いて分かりやすく教えてくれます。
どうしたら心安らかに上手く老いる事が出来るのか。当時92歳、当時54歳の説得力のある経験と知識で2人の精神科医が優しく丁寧に教えてくれる1冊です。
グッときたポイント
読み終わった後、定期的に読もうと思いました。
定期的に読んで、その時だからこそ受け入れられる話もありそうだと感じたからです。
もちろん共感部分はありますが、20代からすると50.90代の大先輩の言葉を実践するには、まだまだ過ぎて経験値や自信が伴わないところもしばしば。
しかし、奥田弘美先生の母になってからの育児の心得としてあげる3つは、まだ母じゃない自分にも響きました。
1.焦らない 2.比べない 3.頑張り過ぎない
子供とは寄り添うだけでいい
育児や母になってからの心得だけど、私からしたらうつ病にも言える心得な気もしました。笑
また、自己嫌悪した時はすぐ寝る!瞑想し、考え過ぎない!は、正直今だとできない時の方が多いので、良くなった時のマインドフルネスとして考えておきます。
こんな人におすすめ
HSP気質や現時代に疲れてる人
老いる事に不安を持つ人
良くある習慣のヒントになるかもしれないです。