2016年3月 Apple銀座で初代iPhone SEを購入してずっと使ってきました。
4インチサイズで小さくてモバイルとしては最も最適なサイズでした
特に自転車乗ってるんで、サクッと見る時とか小さい方が良いんですよね。
あー懐かしい
iPhone6以降徐々に巨大化していき…、いつかiPhone 5(4インチ)でベゼル無しフルスクリーンモデルが出ることに淡い期待を持ってました。
しかしその後ホームボタン(Touch ID)が廃止され、ますます新しいiPhoneを購入する意欲がなくなっていきました… Face IDなんて不便すぎ。ほんと。
そんなこんなで7年間初代iPhone SEを使い続けてきたわけですが、iOSサポートも2024年までが最後だろう(iPhone5sでのiOS12の例を見ると実はもっと?)、iOSのバージョンが2世代以上遅れになるのもね…、NFCもないし、そして15の「5」の響きが良いかな…と。
こうなるとホントいつまでも初代iPhone SEを使い続けることができてしまうので、なんとか理由を作りました
購入に対しすんごい乗り気ではなかったので、買った後でも良かったのかな?というのもあります。
「iPhone XX Proモデルが翌年の標準モデルになる」流れができた。
これを踏まえると、来年の標準モデルはサイドにアクションボタンが付き、USB規格はUSB3になる。CPUもA17(噂ではA18)と…。もはやカメラしかやることがないApple、流れが読めてしまうと来年まで待とうか…という気持ちが働いてしまいますね。
それもあってか「iPhone15は(近年で)史上最高に売れないiPhoneになるのではないか?」という見方もあり、その響きにも心動きました あまのじゃく…。
サイズ比較
まずiPhone SEとiPhone 15(標準モデル)の大きさの違いを見ましょうか。
4インチと6.1インチサイズの差です。
で、デカイっす
Apple オンラインで買ったのでiPhoneのカラーは勘で選びました。
ブルーとグリーンで迷ったのですが、ブルーが白っぽくなりそうだったので、あまりあえて普段選ばなそうなグリーンを選択
Apple Storeで実物見たとき、ブルーはやはり思った以上に明るいブルーでした。ま、悪くはないんですけど、どうせカラーモデルならばもっと濃いブルーを望んでいたので。あと、ピンクモデルはオンライン画像のイメージ通りでしたね。ピンクはピンクで良かったカモ。
4インチサイズに慣れているこの手では、キーボード打つときとかキー入力が一つ横にズレますね…、早く慣れないと。
6.1インチに大きくなったから、表示サイズはそのままで表示領域が拡幅されていれば最高でしたけどね、普通に4→6.1インチの等倍拡大表示なので、表示もでけーって感じです。
不便な点
ホームボタンがないTouch IDが無い、トップボタンがサイドボタンになった。やっぱりこれらが影響大きいですね。
- 何かアプリを切り替えすると、ホームボタンがないのに下部をテンテンとタッチしてしまう。すぐ指が下部に動く…。
- 初代iPhone SEは上の右側にトップボタンがありましたが、iPhone 15はサイドボタンへ。目の前で押すときは良いのですが、ポケットにしまいながら押す時とか、iPhone 15はトップにボタンが無いのですが押してしまう…。
やっぱりFace ID不便すぎ
たしかに使ってるときにパスコードを求められるときのFace IDはそのまま使えるから便利かもしれないけど、問題は「iPhoneのロックを解除するとき」
こっちの方が自分は必要性が多いです。
なんで「1. Face IDでロック解除」して「2. 上スワイプ」しないといけないの?
そりゃ上スワイプさせないと、不意にFace IDが反応して勝手にロック解除されてしまったり、それでバッテリー食ったりするなどへの対処だと思いますけどね。
Touch IDでのロック解除は「解除すればホーム画面が表示されている」これにはFace IDは勝てない。Touch ID式iPhoneはポケットやバッグから取り出したとき、iPhoneの画面が視界に入る頃には既にロック解除されていて使える状態になっている。
ドン!でスタートしているのと、よーい、ドン!でスタートしている違い。いやぁ不便だこれ。
便利になったこと
う〜ん、特に今のところ動きが気持ちスムーズになったかな?と感じるくらい。
あ、逆光時でも画面が少し見やすいかな?
カメラ比較
もう期待するのはカメラしかありません。
初代iPhone SEのカメラはiPhone 5sのカメラが使用されています。
1200万画素。iPhone 15は4800万画素。
iPhone 14までは1200万画素でセンサーの性能差でしたね。
1200万画素→4800万画素=高画質って思う人がいると思いますが、
これ(高画素数)は一概にイコールではないです。
ま、でもiPhone SE(5sのカメラ)からは性能差を感じられるのは明らかですね。
これから載せる写真は、
標準カメラアプリ、フラッシュ無し、ナイトモード等なし、等倍です。
iPhone 15の写真はAmebaがHEIC対応していないので、JPEGで2MB程度のサイズになるように変換しています。
まずは一番違いが出る夜景
初代iPhone SE
iPhone 15
Panasonic Lumix G9 Pro (iAモード、手持ち撮影)
初代iPhone SEとの差が雲泥の差ですね。
iPhone 15はやっぱり凄い。暗い部分のトーンがちゃんと撮れてますね。
ま、やっぱりソフトで加工しているのか加工感があるのはしかたないか。
ポチッとボタン押すだけでここまで仕上がるのは良いですね。
夕暮れ写真
初代iPhone SE
Panasonic G9 Pro
やっぱりiPhone 15はシャープになり明るい傾向になりますね。f/2.2→f/1.6の違いかな。
iPhone 15では超広角(0.5倍)と10倍までズームができます。
超広角(iPhone 15)
10倍撮影(iPhone 15)
さすがに10倍ズームは見れれば良いレベルですね。
あとiPhone15では2倍ズームで旧来の1200万画素”相当”の画質で撮れるそうです。
2倍撮影(iPhone 15)
初代iPhone SEでズーム撮影をするときは、明らかに劣化するので記録写真としてしか使えませんでしたが、iPhone15だとちょこっとしたズームはそこそこ使えますね。
再び比較写真へ
初代iPhone SE
iPhone 15
同じ時間に撮ってるんですけどね。
やっぱり暗いところのトーンの再現が良いですね。
やっぱりiPhone15は広角気味でシャープ。
ここはなんかあからさまに加工感が出てしまいましたね。
これがSmartHDRという機能が働いているのかな?HDR感が強く出てしまいました。
ここの写真は暗くても初代iPhone SEの方がまだ自然で好きですね。
初代iPhone SE
これは大きく差が出ましたね。
彩度が強く出たのと背景ボケがすごいですね。
ま、これは比較写真を撮ろうと狙ってたわけではないので、撮り方が微妙に違ってたからかもしれないけど。
まとめ
Apple Storeのクルーに自分の初代iPhone SEを見せたとき、めっちゃ懐かしいiPhone見させてもらいました!でも、これからは一眼カメラとかも要らないですよ!なんて言われました。
確かにスマホでその瞬間を気軽に撮影するという観点だと、微妙に加工されてイメージが良くなる作品感に仕上がるから、楽しくなると言えば楽しくなりますよね。
初代iPhone SEのnano-SIM(Softbankロック)をそのままiPhone 15にさすとどうなるか試したかったけど、クルーから使えないと言い切られてしまったので試すことなく切り替えてしまったけど、実際どんな動きになったんだろう?
でもさ やっぱりサイズ感だけが残念ですね。4インチ最高でした。
買ってから一週間経過しましたが、目はだいぶ6.1インチに慣れてきました。
初代iPhone SEに向き合って操作しようとすると、画面がめっちゃ小さく見えます。
サイドボタンにも早く慣れないと…、サイドボタンを押そうとして左側のボリュームボタンも同時に押してしまって、意図せずスクショ撮りまくりしてます
初代iPhone SEは7年使いました。サブ機として継続利用していますが。なんならiPhone 5sはまだ目覚まし時計として現役です
サイズとTouch IDの有無という大きな壁があったので、機種変更するなんて検討もしませんでしたが、iPhone 15にしたことで壁がないので変えやすくなった?
さぁiPhone15は何年間使える・使うのかな?