「卵焼きって奥深いわぁ〜。何で私が作ると座布団みたいになるんだろう…あれ?この味噌汁出汁の味しかしない。」
一人暮らしが決まり、マイペースな我が娘も焦ったのか(笑)
急に料理をはじめました。
料理教室なら、不器用さん相手にもニコやかにできるのに…待つってことがやらせるってことが恐ろしく面倒な時間でした。
こちらは、生まれて初めて、娘が作った朝ご飯。といえ、私の作り置きを温め直したりして、味噌汁作っただけなのに…私なら15分。
娘は1時間もかかる(笑)
「おっ、この味噌汁。大根も切ったのか?偉いぞ!」
( ゚д゚)ハッ!
おい、コラ待て!
私は、毎日めっちゃ切っておりますが、偉いぞなんて褒められたこたないぞ!
って、野暮な嫉妬はいけないかしらね。
アホなパパの一言に朝から低血圧な私の機嫌はより一層不機嫌になるのでありました。
ご自身の記憶の中で
初めて、謝ったのはいつですか?
恐らくですが
このパターン多くないですか?
幼き頃、何かをしでかした時、やらかしたとき
「ごめんなさいはっ!ごめんなさいは?」
と親から強要されて言わされるのです。
挙句の果てに
「『ごめんなさい』って言えば謝ったことにならないのよ。心から『ごめんなさい』って言いなさい!」
そう。ここで心が出てくるのです。
たぶんね、悪いことをしたら謝れる子になって欲しい躾のいっかんでもあるのよね。
あっ、ちなみに、私は、後者のセリフを一昨日泣きながら旦那くん言いました。
「心のこもってもない、思ってもない「ごめんね」なんて要らんわぁ!」
٩(๑`^´๑)۶
とね。万年、仲良し夫婦ガチケンカするので娘がなぜか泣き出しそうな顔してました。
あっ、仲直りしましたよ。
もちろん旦那くんが謝ってね(笑)
さて、今日は娘の学校で退学届を出してきました。
正式には、退学すると次の学校での単位を継続が出来ないので『編入届』ですけどね。
先に退学届を出したママ友情報ではすぐに終わったよ。
って話でしたが…
何と、2時間半も話をしていました。
最初に学年主任、空気を読まない娘の担任男性からそれぞれに
「このような事態になり、大変申し訳ありませんでした」
とね。
「今回の件に関し、書類上のやり取りだけでなく、話の場を設けさせて頂きたくお時間を頂戴してもよろしいでしょうか?」
と始めたのは学年主任。
そして、娘への想いを涙ながらにお話くださいました。
この学年主任、専攻科入学後に、娘が唯一心を開いて話せる人でした。
そして、学年主任は言います。
「今更と言われるかもしれませんが、もぅ1年はやり直しをここでして欲しいと思っています。彼女の成長を教育者として関わり『看護師』として卒業して欲しいと考えています」
と。
その後は、管理職として担任たちのハラスメントととも取れる言動を知らずに娘を追い詰めたことを謝ってくださいました。
だから、チャンスが欲しいとね。
まぁ、無理ですけど…
次は男性担任。
彼は「お前らなんて『看護師』になれない!」と昨年の4月に生徒たちに言った男です。本人曰く、あのときは、鼓舞して、なにクソぉ!と思って頑張ってくれたら思って言ったらしいです。
まぁ、間違いを認めて謝ったこと。
そして、娘の看護実習での出来事が印象にあり、娘こそ看護師になるべき人だから頑張って欲しいと。
まぁ、ここでは頑張れませんけどね![指差し](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/602.png)
![指差し](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/602.png)
ちなみに看護実習では、看護師に心を開いてくれなかったおじいちゃんが娘が関わり寄り添う中でリハビリをしてくれたのです。そして、話もしてくれたこと。病院や指導看護師からも、娘の看護がそうさせてくれたことに感謝があったようです。
今さらなんです。
でもね、私もいろいろ話て
お二人の想いが
心の底から娘に、『看護師』になって欲しいとは感じました。
だからね、言うつもりのなかった
ありがとうございます
は、心を込めて言えました。
娘も、先生方の話を聞いて涙を流して
「ここでは、続けられないけれど、必ず『看護師』になります。ありがとうございました」
と涙を流してました。
ちなみに、旦那くんからは、話を聞いたうえで、2人がこれから娘のように躓いたり落ち込んだ生徒に対して何をしたいのか教えて欲しいと聞いてました。
本当に、2時間半、たくさん話して、気がつくと、そこにいた大人は皆泣いていました。
言葉をどう受け取るかは
受け取る側によって捉え方って違うでしょう。
人の命までもを奪うような
心を殺してしまう言葉もあります。
そんなつもりではなかった。
そうじゃないのよね。
でもね、娘に対して向き合って
心から出た「ごめんなさい」という
教師二人の言葉は
誠実で本当の謝罪がありました。
今日は、3人で行って良かったです。
またも、長文になってしまいました。
最後まで読んでくださりありがとうございました。