50%アップってなんだ | ルサンチマン ブログ

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わかんないことだらけ

リスク・リテラシーが身につく統計的思考法―初歩からベイズ推定まで (ハヤカワ文庫 NF 363.../ゲルト・ギーゲレンツァー
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率や割合が人を騙すマジックなどについて書かれていました。


例えば、

「コレステロール値が高い男性は心臓発作で死ぬリスクが50%高い」

とだけ聞くと、コレステロール恐い感じがします。

 

 しかしこれが、
コレステロールが普通の人は10年以内に100人中4人死ぬ
だとすると、
   高い人は50%アップで10年以内に100人中6人死ぬ
になり、
 実質死亡者が二人増えてるだけで、そこまでは恐い感じしませんね。

 

 逆に、死なない人が96人から94人へと2%分減ってるので
本当のコレステロール高によるリスク増加率は2%アップといえるようです。

 

 このように、元々少ない数が50%増えても、たいした変化にはなりません
実際どれくらい増減したか、絶対数を見たほうがよさそうですね。
(逆に元々大きな数が50%増えたら大変なことですね;)

 「~%増」というのは過剰広告として使われることがあるみたいです。

 

 あとは、確率を見るときは、
例えば30%といっても、
100人に30人なのか、1000人に300人なのか、
頻度にはっきり直して見たほうがわかりやすいようです。


メモ:

・なにもコードしてないDNA → 淘汰圧が少ない - 個人によって大きな違いがある
 → 個人認証に使える
・同じ減少率でも、
相対的リスク減少率は、元から見てどれくらい減ったかを表す
4 / 100 人死亡が → 3 / 100に 4 → 3 ⇒ 25%減
絶対的リスク減少率は、実際減った分
5 /100 人死亡が → 1 /100に 5-1 / 100  = 4 / 100 4%減った
・西欧の子供の5~10%は父と思ってる人と本当の父が違う p276
・モンティホール問題 - 1/3の選択を当てる確率でなく、
選択肢を変えたほうが得なケースはどれくらいあるか、に変換した
・一度の多数死者(災害)は恐れるが、長期的な多数死者(交通事故)は恐れない
→ 緩やかな人口減なら補えるから
・ベイズの法則 - 自然頻度のほうが計算わかりやすい