- 情報人類学の射程―フィールドから情報社会を読み解く/奥野 卓司
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ノーバート・ウィーナーという人が「有機体を通信文とみなす」的なことを言っていて
興味深いです。この人とクロード・シャノンという人はチェックしてみようと思います。
あと梅棹さんの
農業社会 → 工業社会 → 情報社会
(食べ物) (インフラ) (ネット・コンピューター)
という社会の発展を人体の機関の形成になぞらえたアナロジー(類比)で
内胚葉充実期 → 外胚葉充実期 → 外胚葉充実期
(消化器官) (筋肉・骨格) (神経)
と例えていたのが面白いです。
あとはサテライトオフィスについて。
インターネットやアバターを使うことによって、自宅にいながら仕事ができる
環境のことを言うのですが、これも「場」の認識を覆すものだと思います。
ネットの中の職場に一瞬で移動でき、かつ一瞬で戻ってこれるというのは、
自分が二つの場所に偏在している、とも言えるかもしれません。
通勤や離れた場所の距離感覚を変える技術ですが、
考えてみると元々自動車も、郊外ーオフィス型のワークスタイルを
可能にする画期的なものだったのだと思います。
アバターに関連して、インターネット的な捉え方をすると、
自動車とは「自分の転送の仕方」の一形態だったのかもしれません。
メモ:
・第二の近代 家庭と社会分離
出産、食、癒しは外のサービスに頼るようになる
もとい、今ビジネスになっているものは元々家庭のもの
・マイカー、マイホーム - 幸せ追求すると隣の人と同じに
・モノが売れない - 情報化の成功 → コトが売れるようになる
・文字の文化と声の文化は違う
・文学青年の行き所が小説から漫画・パソコン・シンガーソングライターに
・若者 - 種の生存の規範からも自由