こんばんは

写メは足守という地域にある
公園のもみじ🍁

鮮やかで
強そうで
すごく惹かれました


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週末に水汲みへ行ってきました

前に書いたことあったかな?

我が家はもうかれこれ25年ほど前から

富山県へ水汲みへ行ってます



もとは私がバセドウ病になり
甲状腺の病気によく効くと聞いた両親が
汲んで持って帰ってくれて

いただいたひと月後にバセドウが治ったことから
今も続けて飲んでます


そしてこのお水が癌にも効くということから
私はもちろんのこと
彼にも飲んでもらってました


一緒に水汲みへも行ってくれたこともあります




先日実家に帰った時に

週末に水汲みへ行こうという話になり

私と彼が別れたことを知らない両親が

彼の家にも空いたお水のタンクがあるのでは?
空いていたら一本でも多く汲んで帰りたいから


聞いてみて

と言われ

少し戸惑いながらメッセージを送りました

そしたらすぐ返事が来て

まだ空いてないのがある
いつ水汲みへ行くの?

って聞かれて

日曜だよ

って伝えてました

そしたら彼が空けたタンクを持って来てくれました

久しぶりに会う彼は
今までと変わらず優しくてとてもホッとしました



体調もいいみたいで
来月またPETCTを撮ってみて
目に見えるものが相変わらずなければ

来年からひとまず
抗がん剤はお休みにするそうです



お水も飲み続けてるという彼に
うちにあるのを何本か持って帰ってもらおうと
思ったけど



彼からすると

片道6時間かけて富山まで行き
汲むのも大変なことも知っていて

それをもらって帰りにくかったのか

良ければ手伝いたいと申し出てくれました

 



今回色んなことあって
私を心配してくれた人達のことを考えると
そこは悩んで悩んで考えて




だけど




癌になり
余命宣告もされ
何が良かったのかはわからないけど

今は少しの生きていく望みを持っている彼の未来を

私も支えたいし

希望を捨てては欲しくない




それに
正直
一緒に行きたいという思いもあり…

なので一緒に行ってもらうことにしました




日曜の朝3時に我が家へ集合して出発

片道6時間の運転も
途中父と変わってくれたり

何度も同じ話を繰り返す母の話を
ニコニコと聞いてくれたり



悪く言えば 



別れていることをなかったこと
忘れてしまっているかのように
一緒にいる彼に

今もなお両親に黙ってることがあるのに
と時に残念な思いを感じたり

その罪悪感を持ちながらも
一生懸命罪滅ぼしをするかのように
頑張ってくれていることに
彼なりの謝罪を感じたり


複雑な気持ちの中


それでも彼と過ごす時間は楽しくて
一緒に笑い
一緒に頑張り
一緒の時間を過ごせて
とても心が落ち着き
満たされました

この先またこんな時間を過ごしたりすることが
あるかどうかはわからないけど

もしも2人が戻るなら…




私には失うものができてしまう


それは彼とのことで
とても私を心配してくれて
心を痛めてくれた大切な人

彼と別れる時に告げられた


縁を切ることになるかも


という言葉は


どちらも大切で
選ぶことができない私には


とても
とても
重いです



今回こうやって彼を両親に会わせたことは
もしかしたら許してもらえないかもしれない



けれど



癌になり
癌と闘い
癌と共存していく彼を

少しだけ

ほんの少しだけでいいので

許してあげてください



去年の10月に
余命9ヶ月と言われ

今の抗がん剤が効いても
他に抑えの選手はいないから
長くて2.3年




と言われている彼が


少しの希望を持って
お水を飲むことを

許してあげてください

今後はお水は自分で送ってもらうと言ったんだけど

そこは私が弱いのか
馬鹿なんだと思うけど

今回一緒に水汲みへ行くの許してしまったのは私です

彼のことは許してあげて欲しいです





そして




どうか
どうか

お水が効いて
彼の癌が良くなりますように

彼が今後も
元気で笑顔で過ごせますように

私にはそれを見ることはできないかもしれないけど

お隣の県で

彼が幸せに過ごせますように