何気なく立ち寄ったTSUTAYAでたまたま目に入った映画があった。
1998年に公開されたハリウッド映画『アルマゲドン』。
ブルース・ウィリス主演で主題歌を歌ったエアロスミスとそのボーカル、スティーブン・タイラーの実娘リブ・タイラーが助演と話題が多かった作品。
当時僕は学生で横浜市内にある映画館でバイトしていました。
なので大ヒットしたこの映画は今でも良く憶えています。
映画館でバイトしてた特権で映画をタダで観れた僕はこの映画を10回は観たと思います。
ストーリーは至ってシンプル。世紀末の世相を反映してかパニック映画の中に家族愛を描くというThis is アメリカンなド直球ストレート。
テーマが普遍的であり且つ道徳的なのでつまらないことはない。でもツッコミ所が満載であることは間違いなし。
僕はふと思いました。なんでアメリカンな人々はこんなにも大味で良くも悪くも雑な展開が好きなのだろうかと。
それは国民性なのかなと思ってしまうのです。
野球で例えるなら日本はバントや盗塁を駆使してコツコツと点を取るタイプ。
アメリカンは守備も下手だし打率も低いんだけれど要所要所のここぞという時にホームランを打つような主砲なのかなと。
実際、映画『アルマゲドン』でも空振り三振なシーンは多い。おい!ブルース!演じてて何も違和感ないのかな?と思うくらいに。
でもやはりラストは逆転サヨナラ特大場外ホームランを打ち上げている。
ヒーローは100点満点じゃなくてもいい。10点だろうと、その10点をいかにして100点以上に見せるかなんだと思う。
アメリカン達はそれが出来るんだからカッコイイ!
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