あやかし緋扇小説100*入れ替わり編 | *Novel diary*

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「ほら!これがあればいいでしょ?」

ばんっ、と陵の目の前に出した物は水着


「でも…僕の分あります…?」

陵は疑うように未来を見ると、未来の顔は微かに引きつっていた

「あ…はは…?」





脱衣所に二人、背中を向けて着ているものをひとつひとつ脱いだ

服が落ちる音が微かに響き、どきどきと鳴り出す心臓


「絶対、見ちゃダメだからね…」

自分の体を見ないように脱げっていわれても無理な話


だけど陵は決して見ませんからから!と焦ったように口走る

「…陵なら見てもいいんだけどな」

はぁ、と溜息と同時に、陵には聞こえない程度に小さく呟く




「あの…未来さん……助けてくださ…」

陵の一言で、あたしはぐりんと勢いよく首を向ける


視線の先には、下着が絡まりかえった自分の体

断じて陵は見ていない

「ちょ!!陵一体何してそうなった!?」


驚きながらも、最終的にはあたしが水着を着せた

未来は男用の水着がなく、タオル一枚腰に巻いてるだけの状態



二人は顔を見合わせて、こくりと頷くと、風呂場の扉を開けた