そう簡単には撮れない

 

連盟から、写真と血統を書いたものを送ってくれと依頼があった。

そんじゃ、箱を作ってたくさんのストロボを用意して。

 

正直不動産風に言わせていただければ、「そんなことやってられねぇ」となる。

 

というわけで、携帯で撮影開始。

トリを掴みちょっと汚いお外を眺められるところに置いてみる。

これがなかなか。

たくさんトリの居る所であるから、関係ないトリが次から次と飛んでくる。

それを追い払っていると被写体がいなくなる。

 

しかも、外野が明るいのでそのままでは暗くなってしまう。

ストロボON。

今だ!とシャッタボタンを押すがシャッターが切れない。

数秒後(本当はもっと短いのかもしれないが)にパシャリ。

トリは既に画面の外。

 

トリを掴む、置く、関係ないトリを追い払う、今だとシャッターを押す、既に被写体はいないを何度も繰り返した。

 

トリはヨレヨレ。

しゃーない。