こんなに軽いノリではありますが、一応がん患者でして。
他のがんの方のブログを見てると
ものすごくショックで家で一人で泣いた・・・とか
もちろん感じ方は人それぞれですけど。
私は前にも書いたように
「ショック」と感じたことは一度もないんです。
それはもちろん私のがんが軽いもので、
しかも初期だし、
転移の心配もほとんどないし・・・
と、がんのなかでもいい条件が揃った(?)がんだからでして。
もっと進行してる方とか、今現在苦しんでいる方が見たら
怒られそうですが・・・でもこれが本心。
なので元々かなりの泣き虫の私でも
この件に関してはまったく涙はでませんでした。
ただ一度。
涙した話。
甲状腺がんと言われ、それ以来まだ病院に行ってない頃だから
7月半ばぐらいかな。
ただ、『がん』とわかっている状態。
ネットで色々自分で調べて知識を得てる頃。
旦那に
「まさか初めての入院が、がんの手術とはねー!
初入院は出産の時だと思ってたのに」
と私が言ったら旦那が
「おこちゃまはもうダメですね。
がんですからね」
と言った。
わかるんだ。
旦那の言いたいこと、伝えたいことはわかるんだ。
もし、今後がんの手術・術後の治療・・・などのせいで
もしかしたらもう子供は望めないかもしれない。
でもそれでもいいんだよ。
大丈夫だよ。
今までもいなかったし(うちはもう結婚5年目)、楽しくやってるし。
だからいいんだよ。
ぶーこさん、気にしなくていいんだよ。
って事を伝えたいんだ、旦那さんは。
うちの旦那は亭主関白で。
それでも昔に比べれば口数も増えたし(言わなくてもわかるだろ?系)、
まぁ口下手ってのもありますが。
そんな旦那の精一杯の思いやりの言葉なんです、これは。
でも悲しかった。
そんな事、先生にも言われてもいないし、
もちろん聞いてもいないし。
だってまだ「がん」って言われたばっかりだし。
「無理」って言われてもいないのに
なんでそんな事いうの!?
だーーーーー。
涙が。
「なんで泣くんだっ??」
「だって、だって・・・まだそんな事決まってないじゃん!
ふぇーん!!」
がん告知から初めての涙。
結局、調べたところ、
まぁ甲状腺がんはまず手術をしてから、
放射線やったりなんやかんやってのは
術後の経過を診てからなので、人それぞれなんだそうだ。
これまた同じ甲状腺がんの人のブログ見ても
子供産んでる人もいるし、
内科の先生のHPなどでも、先生と相談しながら子作り計画・・・
などなど書いてあったので、大丈夫なんだろう、と勝手に安堵している。
ただ、旦那が「無理にいいんだよ」と言ってくれた
(言ってはいないか。。。テレパシー)事が
今になってさらに安心して。気負わなくて。
今はまず、がん克服。
戦いに勝って。
それから考えよう。
旦那と二人でも楽しいし。
近所に子供いっぱいいるし。
私たちの間に子供が必要ならきっとできるでしょう。
と、今は思ってます。