高校の時通ってたバレエ教室のちょっとグチ暗いお話。

 

先生は踊りのお手本を見せてくれる事は一度も無かったので

今思うとダメレッスンです。アンシェヌマンも無かったし。

どうも「歌劇団」的な所の出身らしくて

おそらく本当のバレエの基礎を習ってないのかも?そんな噂が

ポアントで踊れてたかもあやしいそうです(苦笑)

 

 

前も書いたかも…ですが、私がバレエの基礎を知ったのは

森下洋子さん出演のNHKバレエ入門です(驚)

ずっとビデオに撮りためていたのですが、森下さんと清水哲太郎さん達の

パドドゥの部分のみ抜粋して編集してしまい今は部分的にしかありません。

YouTubeでアップされてるのを見ると…

サテンの水色のレオタードが時代を物語るねぇ…(苦笑)

 

 

話は高校に戻り…

ある日ジャズダンス男先生(先生の息子)がバレエレッスンに参加。

フロアの動きになった時にデュエットで「プロムナード」を

練習してみようという事になりました。

男性と手を取りあい、ポアントに立ってアチチュードで一周するというの。

男性と女性の腕が「卍まんじ」になる様に肘を張ってバランスを

取るというものでした。

 

まず、上手な生徒さんから始まったので見ながらイメトレ。

そして次は私…と思っていたら、私より後にお教室に入った子が

なぜか先に行きました。もしかしたら先生が「はい次、アナタっ」

と呼ばれたのかもしれません。年功序列的(?)には次は私なんだけどね。

その時点で嫌な予感。

 

…その子でプロムナードは終了してしまいました。(苦笑)

順番的に一番若手の子と組んだので終わったと先生方は

勘違いしたんでしょうね。私は無視されてしまったのです。

 

お教室の生徒さん達は皆、私より年下の小、中学生なので

「ぶぅちゃんがまだです」なんて思ってくれる事も無く

私も何も言えず黙ったまま。

 

バレエの先生とジャズの男先生、お二人とも何も気付かず…って。

すごく悲しくなったのを記憶しています。

先生は何時も生徒全体をちゃんと見ていないなくて

無視したり、すっ飛ばしたりする事がよくあったので

やっぱりね…と後で思ったけど

 

今のお教室ではどの先生もちょっとした事でも気付いて下さったり

レッスンを見て、調子や体調も言わなくても分かってくれます。

オバサンバレエにとってこれは本当にありがたいわ!