私ごとですが…。
ブログで高校球児の息子の事を書いてますが…。
今回もその息子の話をさせていただきます
全国高校野球兵庫大会が7日開幕しました
7月4日の神戸新聞の朝刊に出場チームのメンバー表が掲載されました。
それまで監督からのメンバー発表はありません。
4日の朝 新聞を食い入るようにして息子の名前を探します
えーっと
あれ
ない
ない
無い!
って私が動揺してはいけない。
まだ寝てる息子に声をかけてみた
いつもと同じように明るく自然に。
「メンバー表でてるで~」
あくまで自然に。
「僕の名前ある 」
自然に・・・
「無いみたいやけど」
「・・・・・・・」
自然に・・・
「・・・・・・・」
息子は頭から布団をかぶって泣いているようでした。
見ているのが辛すぎて、たまらずユニフォームを洗いに洗面所に行きました。
どんな練習してんねん と言いたくなる泥んこのユニフォーム
私も洗いながら 涙がとまりませんでした
しばらくして 「おおっす…」 と起きてきました。
食卓について朝食をとりながら、じぃーとメンバー表を見てました。
かける言葉がでてこない…。
いつものようにドンブリ鉢のご飯を食べ終わると
「母さん200円!」
「200円がどないしたん?」
「200円空飛んだ!」
いつものやりとりのあと小遣いを握りしめ、「ほな、行ってくるわ」 と出て行きました。
厳しい現実。
この日も夜10時半すぎに帰宅してきました。
早速「素振り行ってくるわ。」 と。
背番号を受け取るのは試合の2日前なので、
「メンバーの変更はまだあるねん 」 と息子は言います。
まだあきらめていない様子。
2年生やで、来年あるやん、無理するな、とは言いませんでした。
2日前の背番号配布のあとメールが入りました。
「背番号なかったわー。とりあえずは、一段落つきました 」
しかし今夜も素振り
毎日毎日の野球の練習時間と努力。
これだけの時間と気力を、勉強に向けたなら東大生も夢じゃなかったかも
試合当日の朝。
「母さん、僕、ボールボーイするねん。
監督に次はお前らが主体となってやっていかなあかん。
球場の雰囲気感じとってこいって言われた」
息子はとても嬉しそうで張り切っていた
「ボールボーイ頑張れ 」
そう言って送り出しました。
12時半のプレイボール。
相手はMAX135キロの投手を擁する強豪校。
試合終了後のメールは
「3対0で、負けました」
「お疲れ様。サーモンの刺身買ってるよ 」と返信。
帰宅した息子。
「3年生は全員泣いてた。僕もボールボーイしながら泣きそうやった」
試合を終えた直後、三年生の先輩から譲りうけたユニフォームと手袋
2年生の夏はあっという間に終わりました。
明日から新チームで息子は副キャプテンに就任。
9日から期末考査があるというのに
野球部は休みなく秋の新人戦に向けて練習だって…。
まだまだこれから暑くなります。
充分な水分補給をしてくださいね
熱中症には、ご注意ください
PIGC で、お会いできること楽しみにしております
私も、朝練始めよう