友人からの報せ | PIGCのブログ

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友人からメールをいただきました。

ご本人から承諾を得ることが出来たので、以下に宮城の方々の現在

をペースト、お知らせします。

個人的な内容と画像は削除しています。


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桜も葉桜になり、あたたかくなってまいりましたが、お元気でお過ごしでしょうか。

先日、直接被災地である宮城県に行く機会があり、現地の情報をいくつか知ることができました。
せっかくの情報ですし、何かお役に立つのではないかと思い、現地レポートをお送りさせていただきます。長文になり申し訳ございません。

日にちは4/12~14の間、宮城県の仙台市、名取ゆりあげ地区、糸巻市に行ってきました。
兵庫県の企業ボランティアとして、宮城県の泉パーキングエリアでのボランティアセンターでの立ち上げをお手伝いすることになり、その視察として兵庫県副知事と二泊三日で宮城県に行き、現地を確認するためです。

県が用意したバスで向いましたが、片道12時間かかりました。北陸道を通り新潟まで行き、その後東北道に乗り換え宮城県に入るというルートです。

道中のパーキングエリアでは物流が十分に行き届いています。
宮城県のPAでもレストランはもちろん生鮮食品が売られています。
食糧もこちらで用意して持っていったのですが、まったく必要ありません。

仙台市内は地震の影響がほとんど見受けられません。
今回の被害の多くが津波被害で阪神大震災のような建物の倒壊は仙台市内では少ないようです。

震災後一カ月がたち、仙台市内でもコンビニ、喫茶店、ガソリンスタンドがオープンしています。
ガソリンの値段も150円台でした。高速道路のガソリンスタンドでは一台50リットルという制限があるようです。


〖画像〗(削除しました)

津波被害の大きい名取のゆりあげ地区です。


画像〗(削除しました)

仙台空港の近くです。この地区では784名がお亡くなりになり、いまだ1000名以上の方が行方不明です。

パッとみて高台が周りになく津波から逃げようがありません。
防風林が海岸でなぎ倒され津波はそれを巻き込んで民家を襲ったようです。
畑の中に壊れた車が点在しています。
また匂いもきつく、泥が乾燥してきており、砂塵がまっています。

次にテレビでもよく報道されている石巻市です。
総理が視察に来られたところでもあります。
ここでは2482名がお亡くなりになり、2750名が行方不明です。


〖画像〗(削除しました)

鉄筋コンクリート構造の病院、マンションが数棟残るだけで、一軒家は軒並み流され瓦礫と化しています。
泥と木とコンクリートが入り混じって堆積しており、人力で撤去するのは難しい量です。

最後にまとめとして

まず、第一に驚いたのは道路がしっかり整備されているということ。
今回写真を送った津波の被害地区にも乗用車で行けるくらい復旧と瓦礫の除去が進んでいました。
次に一ヶ月がたち食料とガソリンも現地で購入できるということ。
次に地震被害が少なく、津波被害を受けた地区とそうでない地域落差がとても大きいということ。
最後は、副知事とお話しさせていただいて知ったことだけど国が行なう支援は公平性を守らないといけないので、物資があってもその避難所全員に行き渡る数まで送れないそう。
それに避難所の情報やボランティア情報もまとめきれないそう。
だから、民間の人が個人で物資を持っていくのも必要と思っていること。
こちらは現地の邪魔にならないかと遠慮してましたが、意外に直接避難所調べて持っていくのも良いみたいです。

また余震に関してですが、現地にいる間も震度5が何度か発生したようですが、体感できませんでした。
高速道路が一時通行止めになりましたが、15分ほどで通行できるようになりました。
以上、長文失礼しました。