名もなきレッスンその⑥ 「K-ベスト診断」 | PIGCのブログ

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角さんのスイングには力感が感じられない。


それは捻転が小さいということが大きな原因である。



捻転が小さくなっているのは、



①アドレス時に比べて、トップで左ひざが右に流れている。



②アドレス時に比べて身体が起き上がっている。



という理由からであることが前回までにわかりました。



これを克服するためにどんな練習方法があるのか知りたいところです。



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その前に加藤プロは、この診断が本当に正しいのか検証しなければならないといいます。




加藤プロは自身の大事な商売道具であるスイング解析マシーン 


「K-ベスト」持ちだしてきました。



「K-ベスト」は、計器が組み込まれた上着(ベスト)を着用してスイングすると、PC画面上


にその動きが反映され、分析もできるという優れモノです。





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これを装着してスイングすると、




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こちらで動きがわかる。




加藤プロ、伝家の宝刀を抜きました。


加藤プロにとってK-ベストは、石川五右衛門にとっての斬鉄剣のようなもので、


ドラえもんにとっての四次元ポケットのようなものです。


K-ベストが傍にないと禁断症状をおこすのではないかと心配です。


要するに、とっても大事なツールなのですがご希望のお客様にはこれを使ったレッスンをしています。


40分 5,000円で分析して差し上げます。宣伝です(笑)





さて、早速スイング角さんのスイングを分析したものを出力してみますと・・・


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アドレスは80点。


ターゲットに対して腰はスクエアに向けています。


クローズ気味ですが許容範囲です。



それに対して両肩はややオープンになっている。


気をつけたいところですが、さほど気にしないでおきます。


この表はプラス数値が大きいほどオープンで、マイナスが大きいほどクローズと見るのですが、


-3°から3°までが理想値のところが 4°になってることに物言いできません(笑)



ひとつ言えるとすれば、アドレス時は目標に向かって両肩・両腰とも、ちゃんとスクエアにするよう


心掛けること。


大事なことなので有意注意でのぞみたいですね。




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続いてアドレス時の姿勢。


100点満点で問題なし。


K-ベストによると、角さんは理想的なアドレスをしています。


すなわち、



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垂直ラインに対する腰と肩(背中)の前傾角度がそれぞれ、12°~18°と34°~42°


内で保たれています。


こんなこと書いても実際やってみないと分かりませんね(笑)


参考までに。



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さて、問題の腰の捻転。



やはりこういう結果だった。



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-30°から -50°までの捻りが理想のところ -61°も捻っている。。。



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基準より10°以上も余計に捻っていました。


左ひざの流れによる捻りすぎです。


リンカーン大統領なら 「左ひざの、左ひざによる、左ひざのための捻りすぎだ」 と指摘します。


ガガーリンなら 「地球は青かったが、左ひざが流れてた」 と付け加えたところでしょう。


左ひざが流れて腰を捻りすぎた分、下半身と上半身の捻転差にロスがでてしまっているのです。


加藤プロの見立て通りです。




そして加藤プロはこれをなくするための反復練習を角さんに指示しました。




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右足をひいて、左足だけで素振りしなさいと。



つづく