
こんばんは、豚袋ライトです。
またちょっとブログ放置してしまいました。さほど忙しいわけでもないのですが、何となく記事がかけなくて^^しかし今年のこの暑さは異常ですね!口をひらけば「あちい」の言葉。ツイッターでつぶやくにしても開口一番出てくる言葉はやっぱりその日の気温の事。アパレルという水商売に身を置く者にはこの暑さは死活問題になりかねない。事実秋物の動きの鈍いこと鈍いこと。ひたすら気温の低下を願っている今日この頃です。
さて、ひさびさの記事は懐かしいところでヒューマン・リーグでも取り上げてみようかと思いました。
ヒューマン・リーグといえば、やっぱり皆さん思い出すのは大ヒット曲「愛の残り火」でしょうね。楽器が弾けない連中が作ったという事で、奇特な時代になったとこの曲が流行った時思ったものです。この曲を含む彼らのサードアルバム「デアー」は彼らの代表作でシンセポップの金字塔でもあります。
ちょっと前に、突然この次のアルバム「ヒステリア」がCDで聞きたくなり、ネットで購入しようと思いました。ところが国内盤も米英盤もどうやら廃盤になっているようで、在庫がほとんど流通していない模様。あららそんなに人気ないのかこのアルバム。オランダ盤が14~20日くらいで取寄せということでHMVで購入。ところが待てどくらせど期限を過ぎても来ない来ない。結局遅れて手にできたのは注文から50日くらい後でした。そうまでして欲しかったかというと??なのですけどね(笑)とりあえずこの曲がききたかったのでした。
最初にこのレバノンを聞いた時は、おお、カッコイイじゃん、と思いました。ヒューマン・リーグというとやっぱりシンセのピコピコ音が印象があり、この曲のギター音は新鮮!タイトルからしてレバノン内戦をテーマにしており、軟弱ファッションイメージから脱皮を狙ったのでしょう。ただそれまで「私が欲しいんでしょ?」みたいな事歌ってて、急にそんな事言っても説得力ないよなー(笑)
それは置いといて、まず硬質なサウンドと男女のボーカルの掛け合わせがよく出来た曲だと思いました。演奏云々やテクノ版アバとかの蔑称は別として、ソングライティングは非常にいいバンドだと思います。
前作の想定以上のセールスから「次」に苦心し、レコード会社からのプレッシャーも相当だったようで、そんなところから音楽性の広がりを志向せざるを得ず、このようなジェームスブラウンの曲でJBディーバでもあるリン・コリンズが歌っていたヒット曲「ロック・ミー・アゲイン&…」のカバーをしたりと意欲的な姿勢も感じられます。
この他にもモータウンを想起させるようなナンバーがあったりし、電子音にソウルフルな要素を掛け合わせて無機質なサウンドから有機的なサウンドへのアプローチもしていました。当時それが流行りだったしね。今聞くとまさにもう風化してしまった80年代の音ですが、自分は郷愁を感じどうしても否定的になれません。
私がこのアルバムを好きなのは大成功を収めた後のアルバムという側面で、もがく姿が見え隠れするからです。また、音楽的にも広がりをつくろうとし、その割に非常にまとまりのあるアルバムとなっていると思います。チャラいイメージのあるバンドですが、意外にも音楽への取り組みは真面目だったのね。
結果このアルバムはいまいちセールス的に振るわず、プラコンヒットメーカー、ジャム&ルイスの手による次作「クラッシュ」でようやく「ヒューマン」というヒットを排出しシーンに返り咲きます。ただ「クラッシュ」はヒューマン・リーグというよりジャム&ルイスのアルバムという感じが今いち好きでなく、ヒット2作に挟まれたこのアルバムの「もがき」がさらに浮き彫りになるようで、その位置が愛おしく感じます。相変わらずひねくれた聴き方をするなぁと自分でも思うことしきり^^
最後にしっとり系のこの曲を聴きながら締めたいと思います。それでは、また。