死への恐怖と家族への感謝
どんな心境で打つのだろう?
ひとり病室にいると、
過去の人生を振り返り、懐かしむ時間があるのだろうか?
記憶力が奪われても、
想起力回顧力(こんな単語あるのか?)が
残っているのは
少し残酷な気もしている。
だって、今さえわからなくなる。
前を見ようと瞳を開ければ
わからない今がやってくる。
けれども、過去にはいつでも引き返せる。
足元のない今日。
見えない明日。
でもね、
忘れてしまいそうな今を
確認しあえる
そんな喜びもあるのだ。
今、ここ。
わからなけど、ここにいるよ、そんな感覚。
背中合わせだった生き方が
見つめ合う生き方に変わってきているのだと思う。