甘露、甘露、
(まー私は、うちの師匠のニクレスクが言った様に「ナオキは待たせるとコワレる」から、あんまり待たへんのですが)
日曜日、県立図書館から帰ってきたどんちゃんが、坂を下りはじめるなり、
「うわ!」
3〜4日ほど前から、うちの坂の上のお寺、高源院さんの百日紅が、満開に!!!
坂をちょっと下りたところの百日紅は、ほぼ文字どおり紅い(ピンク色)んですが、
この百日紅は白い。
(ほかの地で私は白い百日紅は見たことないけど、木の幹はツルツルやから、これは百日紅やと思い込んでるんですが)
まあ例によって私にとってはサルスベリであろうがカニスベリであろうが、そんな名前なんてどーでもよく、
ぜひともみなさんに観にきてほしいんですが(まだ100日あります)、
この満開の花、
散って、
その下を歩いていると、ひらひら、はらはら、落ちてきます。
甘露の雨、
甘露の日和、
というのは、こんな気分かな、と。イライラした気持ちも、すーーーーっと融けていく、この何とも言えない、穏やかな気分。
で、もうちょっと下りていったら、当たり前な色、というたら失礼な、素敵なピンク色の百日紅が迎えてくれます。
白い百日紅の下には、お地蔵さんと弁財天さん、
紅い百日紅の下には、お不動さん。
暑さ忘れる甘露の日和。