駄作の山から。 | 金沢の馬坂の自宅でのんびり演奏会を続ける伊田多喜&伊田直樹のブログ

暑い暑いなか、それでもお客さんは来てくださり、





ありがとうございます。

第210回コンチェルト♪カメラーレの2回目、終わりました。




曲は、先日の1回目とほぼ同じで、


日曜日の回なので、最初にまーみーが、ポッパーの作品76の練習曲から2曲弾きました。


第1番ト長調を弾き終わった時に、おひとりお客さんがいらっしゃったので、仕切り直してもう一度第1番を、それから第2番ハ長調を。


そのあとは、

ヘンデル/バイオリンソナタト短調

バッハ/無伴奏チェロ組曲第3番ハ長調

クライスラー/前奏曲とアレグロ

クライスラー/愛の悲しみ


という、ドイツ・オーストリア系のプログラム。


「前奏曲とアレグロ」は2011年、「愛の悲しみ」は2013年の、私の編曲。

モーレツな数の駄作を積み上げてきましたが、ときどき何度も使える編曲がある(笑)。ほんとにごく稀に(笑)。


だから、たぶん(品質の話ではなく、単純な比率の話でいくと)久石譲氏とか秋元康氏とかって、ものすごい数の「駄作」の上にあのヒットがあるんやろな、知らんけど。



この、「愛の悲しみ」のほうの編曲は、けっこう自信作です。

(書いた当初は「マタ駄作ヤ」て思ったんですけどね、何年かして弾いたら、そう悪くない)


でもこれだって、最初に編曲したのはルーマニアに渡るまえ、大阪の四條畷に住んでた時で、だから何年前か???

多喜ちゃんと結婚してすぐやから、四半世紀前か…。2人でお年寄りの施設に弾きにお邪魔したりして、いま思えばしょーもない演奏を聴かせたりしてたんやな。


(そのころ編曲して、いまもそのまま使ってるのに、「黒田節」と「刈干切り唄」とかがあります)


さて、8月のコンチェルト♪カメラーレはお休みをいただいて、


(第211回は、9月18日と9月29日の予定です)




これ↑↑↑に集中します。

この日は私は指揮だけをして、チェロを弾かしていただくことはせんとこと思ってたのですが、

ちょっとアンコール曲に、、、


何を弾かせていただくかは、ちょとナイショ。

で、これも2年前の私の編曲。昨日の晩、オリジナルの楽譜と私の編曲とを並べてピアノで弾いてて、


なかなかいい編曲。当然チェロ一本やからオリジナルの音をぜんぶ弾けないんですけど、過不足なく音を拾ってて、

(そこそこ難曲になってます)

さらう意欲が湧いてきますね。お楽しみにしていてください。



今日はレッスンの合い間に、小学校の個人懇談会(通知表渡し)に行ってきます。今年は5年生と3年生と1年生の3人。明後日は中学校のほう。