ちょっとイラッとしたことがあってパン生地を作ろうと思ったら強力粉が足りない。

でも、ドスンドスンと生地を捏ねまわしたいと思って苦肉の策でだんご汁の生地を作ることにした。




だんご汁

福岡の筑後地方から熊本にかけて食べられている小麦粉を捏ねた団子を入れた汁物。

団子の形態は土地によって違うし汁の作り方も色々で私のは里の父方流。

早くに亡くなった祖母が沢山の料理ノートを残していて、それを真似したものだけど亡き父の好物だった。

小麦粉(メリケン粉)に塩を入れて捏ねて棒状に形成してブチブチ千切って沸騰したお湯で茹であげる団子。

大きなうどん状に作るご家庭もあるけれどモチモチした食感を楽しむには無造作な感じが良い塩梅。

出汁は味噌仕立て。
白味噌ベースに赤味噌を入れた豚汁風の具材にアゴ出汁を使う。

何だか懐かしいな。
お彼岸時期だったので作りたくなったのかも。

市販の🍙も用意したけれど夫だけが食べていた。
けっこう満腹。

それよりも…。
団子が汁気を吸って『ガタ』になってしまった。
ガタは干潟のこと。

麺類が汁気を吸ってベトベト風になった状態を言う方言。
これも筑後弁かな?
熊本では言わないものね。




鯖の塩焼き

たんぱく質不足かなと思ったので市販の昆布鯖を焼いた。




鯵の刺身

280円だったので買っちゃう。
鯵は美味しいけれど一匹買いは高くつくし、三枚に下ろした後の骨抜きが老眼鏡をかけてもピンセットを使っても面倒臭いから市販の刺身になってしまう。

マジで老眼鏡を買い直さないといけないみたい。




ホウレン草の胡麻和え

胡麻を切らしていたのを忘れていたので胡麻はチョッピリ。
やっぱり風味が足りないな。




ひじきと大豆の煮物

ひじきの煮物に残り物の大豆の煮物を加えて煮ただけ。
思ったよりも薄味に仕上がってパンチに欠けると言うか物足りないと言うか…。




キュウリとちりめんの酢の物

毎度ながらの定番。
産直市場の大袋入りキュウリが
180円だったので思わず買ったのは良いけれど我が家は漬け物を食べないので減りが悪い。

仕方がないので中華に使おうかな?炒めて。




南瓜とさつま芋のサラダ

皮付きのまま下茹でしたカボチャとさつま芋を潰してクリームチーズと少量のマヨネーズで和えたら美味しかった。

チーズケーキを作った時のクリームチーズが余っていたので。



だんご汁。
亡き父は『だごじる』と呼んでいた。
多分『だご』は団子の方言。

里の母は和食系が得意ではなかったので食卓に登場することは余りなかったけれど、懐かしい感じがする。

この数日は義母の問題行動で病院から呼び出されたりする上に義母の我が儘が酷くなってイラッとしていたけれど里の事を思い出してホッとした。

だんご汁は娘に伝えたいけれど仕事に燃えている彼女には無理かな?