22日の朝、施設のベッドから落ちて
大腿骨を骨折した義母の様子伺いと入院手続きをしに宮崎の西都市へ。

土曜日だったので事務手続きの書類を先に書いて欲しいと言われて食堂で二人で書類書きをしていたら突然、車椅子に乗っている義母が現れたのでビックリ❗

しかも車椅子の足乗せに足を乗せずに地面に足を着けて車椅子を漕いでいる。

大慌てで足を戻そうとするけれど直ぐに忘れてしまうので半ば諦め気分になってしまった。

暫くして主治医の先生から詳しい説明を義母と私たち夫婦の3人で聞く。

主治医の先生は義母との付き合いが長いので義母の急激な認知症の進み具合に驚いていらっしゃた。

で、開口一番
「昨夜はベッドの上に立ち上がって足踏みをしていたんですよ。大事な時期なので安静にしておかないと寝たきりになりますよ」と…。

年齢的にも手術は無理だろうし、何よりも認知症が進んでいるので再度骨折したら手術で入れた人工の骨が駄目になって骨頭周辺が壊死して車椅子も使えなくなりベッド生活になるとのこと。

それだけは避けたいけれど動きたい義母は大人しくはしていない上に自分が骨折して入院していることも解っていない。

義母は車椅子を使う時は動かないように目立たないベルトで拘束されているので「動けない」「閉じ込められている」と何度も訴える。

取り敢えず認知症の進みを押さえるために毎週精神科の先生に診ていただいて精神科の薬の変更と薬の量を調整していくとのことこと。




主治医の先生との面談が終わってナースステーションに直結しているガラス窓のある病室に戻って買ってきたマジックテープ付きの肌着やパンツや介護用の水飲みコップに名前を書いて片付けをしていたら急に義母がソワソワし始める。

不思議なことに給食の時間はわかる様子で大急ぎで食堂に向かい始めたので「後でまた来るね」と言って病院を後にして二人で昼食と不足品の買い物へ。

義母は食欲があるのでホッとする。
夫と私の祖母は食欲が失くなってから急に寝てばかりになって食べ物を受け付けなくなって亡くなっているので食欲は大きなバロメーターだったので一安心。

私たちは簡単にお昼を済ませて不足分の買い物をして再度病院へ。

けっこう主治医の先生との話で心が疲れたのと義母が家に帰りたがるので早目に帰ることにしたので小一時間ほど義母と頓珍漢な話をして病院を辞した。




帰りに婚家に寄って郵便物を整理して仏壇に庭の満開に咲いている梅の花と焼酎をあげてお参りしていたら夫が「天気がいいし気晴らしにドライブしよう」と言ってくれた。





行き先は二度目のデートをした西都原古墳群へ。
思出話をしながら整備されて綺麗になった古墳群(とても広い)を菜の花を探してドライブする。

ヤクルトのキャンプ地の横なので人が多いかとおもったけれどチラホラだったのでノンビリ景色と空を楽しめた。




レストハウス前の広場にモニュメントが出来ていたけれど日時計かな?

短いドライブだったけれど気分はリフレッシュしたので鹿児島に戻る車中で「遅くなっても良いなら晩ごはん簡単だけど作るよ」と言ってスーパーに寄って買い物して帰宅。





またまたラッキーなことに夕日が沈むのに間に合ったので写真が撮れて嬉しかったな。

天気が良かったし、いい感じの雲が西の空にあったので満足🎵
多少疲れはしたけれど一仕事終えてホッとする。

でも、夕食の準備の最中に義母から電話で「どこに居るの?全然顔を見せない。西都に住んでいるのに。」
チョット参ったな~。