今では当たり前のようにギターをパソコンにつないで録音や音作りなどを楽しんでいる私ですが、初めは分からないことが多く教えてくれる知り合いもいなかったので少し苦労しました。同じように困っている人のために、現在使用している機材やソフトの設定をまとめようと思います。
大まかな手順は以下の通りです。
- ギター用にオーディオインターフェースを設定をする
- ギター用にDAWを設定をする
- ギター用シミュレーションソフトをDAWのプラグインに設定する
- Buffer Sizeを環境に合わせて設定する
- BIAS FX 2のStandaloneでのAudio Settings(ご参考まで)
尚、使用する機材やソフトは以下の通りです。
- PC(Windows11)
- オーディオインターフェース(UR22C)
- DAW(Cubase LE AI)
- シミュレーションソフト(BIAS FX 2)
1.オーディオインターフェース(UR22C)
ギターを「INPUT2」につないで「HI-Z」をオンにし、「MONO」をオンにする。
2.DAW(Cubase LE AI)
①Cubaseを起動し右下の「空白のプロジェクトを作成」をクリック。
②メニューの「スタジオ」→「スタジオ設定」へ。
③「スタジオ設定」の「VSTオーディオシステム」のASIOドライバーに「Yamaha Steinberg USB ASIO」を選択。
④同じく「スタジオ設定」の「Yamaha Steinberg USB ASIO」の「ダイレクトモニタリング」のチェックを外す。
⑤メニューの「スタジオ」→「オーディオコネクション」へ。
⑥「オーディオコネクション」の「入力タブ」で「バスを追加」をクリックして「ギター用のバス(Mono)」を作る。
⑦「オーディオコネクション」の「出力タブ」で「デバイスポート」に「UR22C」が表示されているか確認する。
⑧メニューの「プロジェクト」→「トラックを追加」→「Audio」へ。
⑨「オーディオ入力」で「UR22C Input 2 (Mono)」を選択。
⑩「構成」を「Mono」、「オーディオ出力」を「Stereo Out」、「数」を「1」にしてトラックを追加する。
以上でギターを録音する準備は完了です。
3.シミュレーションソフト(BIAS FX 2)
*「BIAS FX 2」をCubaseのプラグインに設定する方法
①「入出力チャンネル」の「e」ボタン(チャンネル設定の編集)をクリック。
②「Inspector」の「Inserts」の「空のスロット(Insertを選択)」をクリック。
③「BIAS FX 2」を選択。
以上でCubase上でBIAS FX 2が使えるようになります。
4.「Buffer Size」の設定(Cubase LE AI)
*レイテンシーが気になる場合に調整
①メニューの「スタジオ」→「スタジオ設定」へ。
②「スタジオ設定」の「Yamaha Steinberg USB ASIO」の「コントロールパネル」をクリック。
③「Buffer Size」を自分の環境に合わせて選択。
以上でBuffer Sizeの設定完了。
最後に「BIAS FX 2」をプラグインではなく「スタンドアローン」(単体)で使用することも多いと思うので、ご参考までに私の環境下での「Audio Settings」を残しておきます。
5.「BIAS FX 2」のAudio Settings
①「Settings」(右上の歯車)→「Audio Settings」へ。
②設定内容の確認。