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今回は「ミイラ」のお話です。
下のポスターは、なんだか、
オカルト雑誌「ムー」みたいな雰囲気が漂っていますね

「ミイラ」って聞くと、怖いようにも思いますが、「ミイラ」ができる工程は、すさまじく大変で、簡単にはなれそうにはない・つくってくれないものだとも想像できます

それだからでしょうか、発見されるのは保存状態が良好に保たれている、王やその一族であったり、高官であったりするものです。
下のポスターの写真は、2017年に、エジプト南部アスワン付近(Qubbet el-Hawa)でおこなわれたミイラの調査結果を、あらためて「がんの原因」という視点から簡単にまとめ直したものです。
それによれば、
・栄養の不良に悩まされていたことが、骨にCTスキャンを当てて判明した。
・その病気は、「乳がん」であった。
これは、結構すごい発見で、いままで考えられていたよりもずっと昔からがんは存在し、しかもがんは栄養の問題と連動していたことが確認されたということなのです。
この研究は、ボテラ・ロペス教授を中心としたスペインのグラナダ大学とエジプトのハエン大学の共同研究によるもので、ミイラとして埋葬されていた王族でさえも、栄養の不良に悩まされていたこととに加え、それにもかかわらず、患者をサポートする体制があったことが、考古学の研究成果としては大きなものだったと記事には書かれています。
このエジプトの「ミイラ」の調査結果は、がん疾患率のうち71%が、いわゆるダイエットの問題(過不足という意味での栄養「不良」)であるとする現代の研究にまでつながっている発見ではないでしょうか。
※ P.I.E.とは、防止(Prevention)、介在(Intervention)、教育 (Education)のアルファベットの頭文字をとって、それをつなげてパイと読みます。
出典
https://www.eurekalert.org/pub_releases/2017-12/uog-cso121417.php
https://www.ntd.tv/2018/04/10/scientists-scan-this-4000-year-old-mummy-they-are-shocked-to-discover-how-he-died/
https://www.cancercenter.com/ctca-difference/integrative-cancer-treatment/malnutrition/