おはように、を付けない日は、
必ずと言って良い程、彼から長いメールが届く。
他愛の無い、仕事の話の時も有るし、
道端で見付けた草花の写メールに添えられた、
私への思いを綴っている時も有る。
洗練された、綺麗な文章じゃなく、
とても拙い沢山の文字が、
彼の心を飾らずに届けてくれる。
そして、書かれている愛の言葉たち。
ごめん。
やっぱり、お前を愛する事は、止められない。
会いたい。会いたい。
こんなにも会いたいのに。
ごめん。
痛い程、伝わって来るメールに。
誰に何を言われても、
私はあなたを好きでいるから。
逢えなくて、嫌いになる程、
私たちの仲は、薄っぺらじゃない。
あなたがあなたでいる限り、
私は、愛し続ける。
そして、そんな私を、
あなたはずっと愛し続ける。
生まれる前から、決まっていた運命だから、
死が2人を分かつまで、共に生きよう。
そう返信をした。
明日の朝は、ちゃんと付けるからね