中島 未月 さん著


最初のわたしが

いちばん強い

くじけそうになったら

はじめの一歩 を

思い出してみる



あたらしいことに、挑戦するとき

自分を変えようと思うとき

はじめの一歩は、けっこう勇気がいるものだから。

最初のわたしは、きっとパワーに満ちていたはず。


「なんとなく」ではなく、「どうしても」の気持ち。

「できるかどうか」よりも、「やってみたい」気持ち。

くじけそうになったら

最初のころの、そんな気持ちを思い出してみる。



ずっとずっと、不倫なんて・・・と、嫌悪していたわたし。


自分がそんな場所に、

足を踏み入れるなんて、考えられなかった。


出会い系で、簡単に

不倫を繰り返していた旦那さんを、

軽蔑の目でしか見られなかった。


不倫なんて、お互いの良いとこだけを楽しむもの。


所詮、遊びでしかない。


私には巡って来る事のない、遊び場だと思っていた。


でも、彼と出逢い、

悩んで、苦しんで、泣いて、喚いて。


一歩踏み出そうと決めた時、

私は自分を変えた。


何度も何度も、戻ろうとして、

でも、戻る事を選ばなかったのは、

誰でもない、私自身なんだ。


あの時、決めた強い想いを、

もう一度思い出さなきゃ。


10年の軌跡を、無駄にするのも、

しないのも、私自身が決める事なんだ。


惑わされず、

しっかりと、自分の心に聞いてみよう。


これから進む先は、どっちなのか・・・。