昨日の私は、家でクリスマスの晩餐を済ませ、

お風呂に入ってから、仕事絡みの忘年会へ・・・・。


ヨウから、ケーキ&お料理受け取ったよ。

って、メールが届いた時は、食事中で返信が出来ず・・・・。


忘年会に向かう途中、電話を架けた。


時間が無くて、ゆっくり話せないの。と、最初に謝り、

メリークリスマス!!って、言い合った。


「しーちゃんにお礼、言っておいてね。

わざわざ俺のとこまで持って来てくれて有難う^^って。


本当は、弥生が持って来てくれるかも?って、

楽しみにしてたんやけどなぁ・・・・。」


ヨウの声には、嬉しい気持ちと、少し残念な気持ちが

入り混じっているのが、手に取るように分かった。


「ごめんね。もうちょっと近かったら、何とか出来るんだけど、

車で2時間近くは、遠いよ。

今日は、混んでるやろうし・・・。」


精一杯の謝罪の気持ちで、私は答えた。


「嘘だよぉ~(≡^∇^≡)

ちょっと甘えてみたかっただけ。

今日も忙しいの分かってるし、混んでる道を、

運転なんかさせたないよ。


それより、遅くからの飲み会大丈夫か?」


本当は、半分以上本心だろう事が分かるぶん、

余計に、ヨウのちょっとふざけた言い様が可愛く、哀しくもあった。


「うん。大丈夫、飲み過ぎないで帰って来るよ。

明日も忙しいしね。

ヨウは?明日も早い?」


「そうやな。明日はまた岡山やから、4時起きかな?

今日遅いんやったら、メールやめとこか?」


「それは嫌。ちゃんと起きられるから、メールして。

そうそう、ケーキとお料理美味しかった?」


「旨かったよぉ~。

こんな贅沢させて貰って良いんやろうか?

って、思える位豪勢やったで。

慌てて食べたから、写真撮るのも忘れてた。

ごめんな。」


些細なお料理にすら、感謝を忘れない人だな・・・・って、

改めて思うと、愛おしさが込み上げて来た。


「そんなん、良いよ。温かいうちに食べてくれる方が嬉しいもん。

じゃあ、ごめん。そろそろだから、切るね。

歯、磨いてね。」


「分かった。ほんまに美味しかったよ。

有難うね。気を付けて行くんやで。

愛してるよ。また、明日な。」


「うん。私も・・・。じゃあね。」


10分足らずの電話だったけど、私の心は、

大きなカイロに包まれた位、暖まっていた。


感謝の気持を忘れない彼が、本当に大好きだと、思った。