イブとは言え、お互い仕事を持ってる身としては、

待ち合わせて、一緒にクリスマスイブの当日を過ごすなんて、

イブがお休みにならない限り、夢のまた夢・・・・。


そう言った恋人同士の方、多いと思うけど、

私たちも例外なく、その仲間に入る(>_<)


家庭のある私は、心が伴わないとは言え、

食卓は、クリスマスムードで包まれる。


彼は独身で、帰りもいつも遅いから、

食事は、味気ない物が多い。


クリスマスだから、お正月だから・・・で、

食卓の賑わいが変わる訳じゃない。


たまに、私が食材を作って送らない限り、

何を口にしてるのかさえ、凄く不安。


でも、彼は本当に、そう言う欲が無い人。

(そこが旦那さんとも凄く違う。)


私が家族と食卓を囲んでも、

「弥生がきちんと食べて、毎日元気でいてくれたら、

それで俺は幸せだし、安心なんだ。」

って、言う。


今回は仕事が忙しかったのと、23日に逢って、

1日早いクリスマスを祝おうと思ってたから、

食材を送ってあげられなかった事が、凄く残念。


昨日のメールでそう告げると、


「良いよぉ。そうやって思ってくれるだけで、俺は十分。

俺に遠慮しないで、イブはチキンとケーキも食べるんやで。」

って、電話で言われた。


本当は今夜まで内緒にしておこうかと思ってたんだけど、

ヨウの帰宅が遅かったら、水の泡なので、その電話で伝えた。


「あのね。しーちゃん、覚えてるよね?」

(ヨウの家から15分程の所に住んでる、私の友人です。)


「うん。随分会ってないけど、元気にしてはる?

で?彼女が何?」


「実はね、今日彼女がヨウの家に、ケーキとクリスマスバージョンの

お料理の盛り合わせを届けてくれるんだ。

23日逢えなくなった後に、しーちゃんに電話して

デパートに買いに行って、届けて貰う様、頼んだの。

20時過ぎ位に、受け取れるかな?

あんまり遅くなると、彼女にも迷惑だし・・・。」


「うん。帰るようにするよ。

いつも、ちゃんと俺の事心配してくれて、本当に有難うな。

弥生がいてくれて、それだけで、ほんまに十分やのに、

わざわざそんな事までしてくれて、俺は幸せ者やなぁ~」


「じゃあ、彼女がヨウの家に着く前に電話して貰うから、

下まで降りて、受け取ってね。

間違っても2人でメリ-クリスマスしたらあかんよ( ´艸`)」


「あほか(*^▽^*)

そんなんする訳ないやんか。

愛してるよ。じゃあね。」


と、電話を終えた。


独りの食卓が、少しでもクリスマスっぽくなってくれると良いなぁ~ドキドキ