今朝は、ヨウからのおはようメールが、4時36分だった。
凄く早い!!
でも、起きていたので、直ぐに返信を・・・・。
いつもと同じメールを送ったつもりだったのに、電話が鳴った。
「弥生。何か嫌な事あったんか?」
おはようの言葉もそこそこに、聞いて来た。
何より、こんなに早い時間に電話をかけて来る事は珍しいので、
私の方も彼を心配して、
「ヨウこそ、何か有った?朝の忙しい時間に電話なんて、珍しいやん。」
と、聞いた。
「仕事は色々難題あるけど、昨日従業員の徹が、レンタルしてたレッカーを壊して、弁償問題になりそうなんや。
でも、そんな事、言いたくて電話したん違うよ。
弥生のメールが、何か変やったからやで。」
「そうかなぁ~?いつもと同じメール送ったつもりやったけど。
ねぇ、ヨウって私といるとしんどい?
私だけ温く々とした場所にいて、ずるいと思う?」
朝からの重たい話題にも係わらず、ヨウは明るく言ってくれた。
「何で?何で、そんな事言うの?
弥生の今の状況は、全然温く々なんかしてないやん。
家族の生活の為に、今の場所におるんやし、
俺かて、養育費払い終わるまでは、
今の状況から抜けられへんやん。
弥生が自分の足で、ちゃんと生活してくれてるから、
色々助けて貰えるんやし、有り難いと思う事はあっても、
ずるいなんて絶対に無いよ!!誰かに何か言われたんか?」
ヨウは勿論、私のブログを知っている。
パソコンを使えない彼には、毎日見る事が出来なくても、
時間のある時は、携帯で私のブログを読んでいる。
友人達は私たちの仲を応援してくれるし、私がずっと悩んで、今の状況にいる事を知っているから、誰も私たちを批判したりしない。
何年も昔に、あるH.P.のBBSで、自分を隠して人を批判したり、
嫌う事をわざわざ言って来る根性のひん曲がった人間がいた事を
彼は思い出した様だった。
「俺らの事何も知らん奴らに、何言われたって良いやんか。
言わせとけ。俺が、お前しかあかんねんから。それで良いやろ?」
一番私が安心する言葉を選んで、朝の忙しい時間に電話をくれた。
「そうやよね。
人が生きるのって、必ずしも1+1が2にはならないもんね。
胸を張って生きられない道でも、歩いて行くのは私たちやもんね。
有難う。忙しい時間にごめんね。
レンタルの件、揉める様やったら、友達の弁護士に頼むから、
いつでも言って来てね。」
「うん。その時は頼むな。じゃあね。もうちょっと眠りなさいね。」
と、電話を締め括る前に、
「俺が良いって言ってるんやから、それで良いんやで。
弥生。愛してるよ。」と、ヨウは言った。
そうなんだ。
普段は色々行き違うことが有っても、
私が本当にヨウの声を欲しい時は、必ずこうして電話をくれる。
間違いなく私たちは愛し合っているんだ・・・と思い出させてくれる。
私も愛してる
今日も頑張ってね。
と、メールを送り、私はもう一度眠った。
目覚めた朝は、秋晴れで、嫌な事は全部夢の中に捨てて来た。
そして、私は今日も仕事頑張ってる