2005年9月〜12月
このシリーズは振り返ること12年前の27歳の時の乳がん治療の記録です。
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CEF 抗がん剤 3W 1回 6コース
手術後、まずは、CEFから化学療法始めました。
金曜日、仕事終わった後に、クリニックにいって、血液検査して、その場で結果見て
白血球数値とか下がりすぎてなかったら、
薬局にいって、薬ナボバンもらって
事前に飲む薬を飲んで
点滴刺して
2時間。
終わるのが大体20時くらい。
1回目はタクシーで帰ったら、車酔いして気持ち悪くなり。。
2回目からはゆっくり電車で帰りました。
だいたい2日間は気持ち悪さで、寝込む。
吐き気として、カイトリルを3日間飲んで、更に気持ち悪くなった時ようにナウゼリン座薬処方されたけど、途中で便意を催してだしてしまったし。
妊娠したことないけど、ずっと胸がむかむか
吐き気はあるけど、吐きはしなかった。
匂いに敏感になって、チョコステックパンをずっと食べてました笑笑
しかし、若くて体力あったのか、
白血球数値もそんなに下がらず、一度も中止にならず。
始め3回くらいは、
金曜日の夜に抗がん剤やって、土日休んで
月曜仕事行ってたからなーー
流石に月曜の朝の電車は気持ち悪くて、ブラジャーのフック外して出勤してました。
脱毛も見られず、ただただ、気持ち悪い。。
だるい。。
健康保険3割負担でも、1回25000円くらいかかったし。
クリニックだから、カード使えなくて、
毎回現金で消えていくのが、切なくてつらくて。。
3週間につき1サイクル。
それが積み重なって。
口内炎が出来て、口の中痛いし。
生理は止まって、生理痛から解放されたけど笑
金曜日の夜に、気持ち悪いまま、帰るのがが辛くなってきて、後半は土曜の午前中に抗がん剤点滴して、月曜は無理せず有給とるように変更しました。
あと、5回終わって、最後の1回の点滴の時。
ちょうど銀座はクリスマス間近で
イルミネーションでキラキラして、
道行く人はみんな浮き足立ってて。
それ見たら、なんで、私は
気持ち悪くなる薬をうたなきゃならないんだと
憤りを感じて。
ちょうど母と妹が付き添ってくれてたんだけど、もう受けたくないといったら、それでもいいと賛同してくれたので。
主治医に、もうやだ。受けたくない。
これで再発しても文句言わない。と訴えたら、
5回今まで頑張ったね。
わかった。やめよう。
次やるタキソールは、はげるけど気持ち悪くならないから、来週から頑張ろう！！と言ってくれて。
そのまま、その日の抗がん剤で支払うはずだったお金で、自分へのクリスマスプレゼント！！
ということで
新しいロングブーツ買って、銀座で母と妹と美味しいケーキをカフェで食べたのでした。
その時に母から「癌になって人生観変わったでしょう」と言われたのを今でも覚えてます。
CEF療法のエピルビジンは、巷で「赤い悪魔」と言われてるそうですが、つい最近までアセロラドリンクの赤い色をみると、この時の抗がん剤の気持ち悪さを思い出して、アセロラドリンク、飲めないくらいトラウマになったのでした
CEFは本当に強い薬なので、一生に使える回数が決まってるんですが、この時1階残ししてたので、再発してから、その時の1回を12年ぶりに点滴出来ました！
またあの気持ち悪さが！！！と凄い怖かったですが、自宅緩和ケアのM先生から今は本当にいい吐き気どめあるから！という言葉を信じたら。
本当に、気持ちわるくならなかった！！！！
医学の進歩凄いーーーー！！！！！
今、これから受ける人はそんなに、怖がらなくていいです！！！
まあ、その後、腹水の増加は止まらなかったから化学療法としては効果はなかったみたいですが。。。
じゃあ、前にあんな辛い思いしたけど、私には効果がない抗がん剤だったのか、意味なかったのか。。とか、考え始めると、ループに入るので考えない！考えない！！！
続く。
このシリーズは振り返ること12年前の27歳の時の乳がん治療の記録です。なんせ12年前で、記憶もおぼろげなところがあり、間違ってることもあるかもしれませんが、そこは広い心で呼んでくださいませ。、
から続いてます。
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