年末のご挨拶 | PoC Blog
あと1時間半で2013年が終わります。
自宅でゆっくりと過ごしております。MaLです。
今頃伊藤さんは青山でカウントダウンのステージの準備でしょうか。

少し昔の話をしますが、僕が音楽の仕事を始めたのは
1999年11月のことでした。
5人組のアカペラグループの新メンバーとして最年少で参加。
4人の、仲間でもあり先輩でもあるメンバーにこの仕事をしていく
上で他のどこでも勉強できないことをたくさん教わりました。
4年間の在籍でしたが、この時期がなければここまでステージを
続けてくることはできなかったと思っています。

それからもたくさんの人にたくさんのことを教わりながら、
その時、周りにいてくれた仲間達と数えきれないくらいの
ステージを作ってきました。
本当に人に恵まれた14年間だったと思います。

そして2013年、たった一人の相方・伊藤大輔と、未だかつて
ないくらい多くの人たちに支えられながら走り抜けた1年でした。

今までの14年間が力を抜いて走れた時間だったなんて
少しも思っていません。
でも、2013年はこの14年で培ってきたものを土台に、
今まで経験したことのないことばかりを、今まで以上の
スピードで走り抜けた1年だったことは間違いありません。

間違いなく僕の人生の中で大きな大きな意味を持つ1年でした。

47都道府県ツアー。海外遠征。その他たくさんのツアー。
新しい音楽。ステージでは歌も歌うようになりました。
これだけ笑った1年もなかったし、これだけ現実とぶつかった1年もなかった。
日本中にまた会いたい顔が増えた。行きたい街ができました。
そして、本当に久しぶりにステージ上ではずかしげもなく涙を流しました。

振り返ると、大笑いしている相方の顔と、見守ってくれている皆さんの
顔で埋め尽くされた瞬間ばかりです。
こんなに静かに噛み締めながら大晦日を迎えられるのは初めてかも知れません。

本当に1年間、僕と、伊藤大輔、Piece of Cakeがお世話になりました。
心からお礼を言いたいです。ありがとうございました。

こう書くとまるで解散でもするかのような文章ですが、
PoCは結成1年半。まだ始ったばかりです。
2014年も、来年の今頃に
「しんどかったけど最高だった!」と振り返れる1年になるよう
皆さんに更に楽しんでもらえるPoCでいられるようにフル回転でまいります。

東京では3月頭にステージに帰ってきます。それからまた日本中を駆け巡ります。

来年も皆さんとたくさんの思い出を作れることを楽しみに、
2013年を終えたいと思います。

本当にありがとうございました。
それでは皆さんが素晴らしい新年を迎えられることを祈って。

Piece of Cake
MaL : Breath