傷。 | 僕らの靴音・・・。

僕らの靴音・・・。

みんなちがう それでいいんだ

それが いいんだよ。

きみが、僕たちの周りの人たちが思っていた以上に


僕は、きみが本当に好きだった。


きみが、想像している以上にね。


ほんのささいな言葉でも、一言、一言が忘れる事は出来ないだろうなって


そう思えるくらいにね・・・。


全て、捨ててでもきみを求めた。




きみは、僕の置かれている状況で


寂しさがあって


だから、ここにいたくなくて


きみの傍にいたい。そう、思ってるだけだと思っていたでしょ?


それは、違うんだよ。


僕が、単純にきみの傍にいたかった。


怒りながらも、笑ってくれるきみが好きだったんだ。





でも、これでおしまい。


きみにとって、どうでもいい相手だった僕だったかもしれないけれど


僕は、きみが本当に、本当に好きだった。


僕の全てできみを、愛してた。


でも、きみが本当に僕に気持ちがあったなら


話してたと思うって言葉の意味で僕は、目が覚めた。






この傷がいつ、癒えるかはわからない。


もしかしたら、一生癒えないかもしれないし


すぐ、消えてしまうかもしれない


わからないけれど


ただひとつ言えるのは、


もう二度と、こんなに深く人を好きになる事は僕はないだろうって事だけは確かって事だけ。





この指輪のカギは、きみしか持っていない。


他の誰でもなくね。


指からは、はずしたけれど


僕のこの身体が朽ち果てるまで、僕の首にかかり続けていくもの。


たとえ、誰かと再婚とかそんな出来事が起きたとしてもね。





いじわるな質問ばかりしてごめんね。


答えは、わかっていたのに


無理やり、嘘をつかせてまで


私に、気持ちがあるように仕向けさせてごめんなさい。


そして、そんなダメな私に最後まで付き合ってくれてありがとう。