先日のブログ記事

ノンシリコンシャンプーと書いてあるけどそれだけで良いのかというとそうじゃないんだよという話♪

を書いてみたところアクセス数がいつもよりも多かったです。


結構前から言われてることですけど

ドラッグストアなんかで良く見かけるようになったのは

ここ1年くらいですもんね。

その前はあってもあまり目立たなかったし。。。


なのでもう少し詳しく書いてみようかなと思います。


美容師が持つべき知識って言うのは結構速いスピードで更新されていくものもあります。

ただ絶対に変わってはいけないことがあるとすれば

その覚えなければいけない知識は髪の状態を良くすることでなければいけないと言うことだと思います。


思い込みや不勉強さで髪がダメージを負ってしまっては意味が無いですからね。


さて今世間的に敵視(?)されているシリコンですが

本当にいけないものなのでしょうか?


自分が今現在言える答えは。。。。。



   NO!です。



シリコンにも種類があります。

例えばジメチコン、ジメチコノール、シクロメチコン…

他にもいっぱいあります。

でも覚えきれないですよね。

ジメチコンは落ちにくいと書かれてるサイトもありますが分子の大きさで変わってきます。

小さい分子ならば落ちやすいのです。

 

じゃあ堂々とシリコン入り使って良いのかと言われたら正直なところあまりと言いたいです。

何故ならば分子の大きさまでは表記されていないからです。


自分が考えるにシリコンを使うのに最も適している方は

髪のダメージの大きい方だと思います。


髪のダメージの大きい方はキューティクルが破損していて髪の成分が漏れまくりです。

キューティクルの代わりになる物で被膜を作らなければいけません。

それがシリコンになるからです。

他にもキトサンというのもありますが一般の商品ではほとんど見かけません。

原材料が高価だからです。


先ほど分子の大きさのの事を書きましたが

一般に売られている商品のほとんどが分子の大きなシリコンが使われていると考えても良いと思います。

一般の商品はそのパッケージに書かれていることが実感出来なければ

売れませんし、クレームに繋がります。

艶が出ますと書いてあったら何が何でも艶を出さなければいけないのです。

なので分子の大きなシリコンを使って落ちにくくします。

その結果艶は出ますがトリートメントをした際にその成分は入っていかなくなります。

見た目は良くなっても中身はスカスカという訳です。


美容室の商品でシリコンが入ってる物は分子の小さいものがほとんどです。

理由はパーマもかけなければいけませんしカラーもしなければいけません。

同じメーカーからシリコン入りのトリートメントやパーマ液を出しているのに

邪魔しては意味が無いですから。


こういうことからシリコン=悪という図式は成り立たないと思うのです。


ただしシリコンを使って良いのはトリートメントに限ると思います。

そしてシャンプーはノンシリコンのアミノ酸系界面活性剤を使ったシャンプーが

ベターだと思います。

小さい分子のシリコンならばシャンプーすれば落ちますが

シャンプーの中に入ってるシリコンは何で落とせばいいのでしょうか?

ということです。


最後にノンシリコンシャンプーやたらが出てきた理由ですが

メーカーが売りたいだけですΣ(=°ω°=;ノ)ノ



長くなってしまいましたがそれでも簡単に書いたつもりです(笑)


次回のヘアケアの話はカラー剤について書きましょう


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