ジブラルタルの魅力を存分に味わえる絶景スポット ジブラルタルは、イギリス海外領土の一つで、スペイン南端に位置する小さな半島です。その独特な地形と歴史的背景から、多くの観光客が訪れる人気の観光地となっています。今回は、ジブラルタルの魅力を存分に味わえる絶景スポットをご紹介します。 - ジブラルタルの象徴的な岩山「ジブラルタル岩」の絶景 - 岩山の頂上から望む地中海とアフリカ大陸の大パノラマ - イギリス統治時代の面影を残す街並みと要塞跡 - 野生のバーバリーエイプとの出会い - 地中海とアトランティック海の境界に立つ感動体験




ジブラルタルの象徴「ジブラルタル岩」に登ろう

ジブラルタルを訪れたら、まず訪れたいのが「ジブラルタル岩」です。標高426mのこの岩山は、古くから軍事的な要衝として知られ、現在でも多くの要塞跡が残されています。岩山の麓からロープウェイで一気に頂上まで登ることができ、頂上からの眺めは圧巻です。

頂上に着くと、目の前に地中海が大きく広がります。晴れた日には、はるか彼方のアフリカ大陸まで見渡すことができるでしょう。また、岩山のてっぺんには、18世紀に建てられた旧軍事施設を利用した展望台があり、ジブラルタルの歴史を学ぶこともできます。



野生のバーバリーエイプに出会える「アッパーロック自然保護区」

ジブラルタル岩の上部は「アッパーロック自然保護区」として保護されており、野生のバーバリーエイプの生息地となっています。ロープウェイを降りてすぐのところにあるこの保護区では、岩山の斜面を縄張りとする200頭以上のバーバリーエイプたちに出会うことができます。

彼らは人に慣れているので、間近で見ることができますが、エサを与えたり触ったりすることは禁止されています。自然の中で自由に生活するバーバリーエイプの姿を眺められるのは、なかなか貴重な体験ですね。園内は散策路が整備されているので、のんびりと探索を楽しむのがおすすめです。








イギリス統治時代の面影を残す「メインストリート」を散策

ジブラルタルの中心地にある「メインストリート」は、イギリス統治時代の面影を色濃く残す歴史的な通りです。赤い公衆電話ボックスにイギリス国旗、通りを行き交う車は右側通行と、まるでイギリスの街角に迷い込んだかのような錯覚を覚えます。

メインストリートにはカラフルな建物が立ち並び、レストランやカフェ、土産物店などが軒を連ねています。特に、ジブラルタル名物の「ビーフパイ」は多くの店で提供されており、一度は味わってみる価値ありです。昔ながらの街並みを眺めながら、ゆっくりと散策を楽しむのがおすすめです。



ヨーロッパとアフリカの境界に立つ「ヨーロッパポイント」

ジブラルタル半島の先端に位置する「ヨーロッパポイント」は、ジブラルタル海峡を挟んでヨーロッパとアフリカの境界に立つことができる絶景スポットです。晴れた日には、目の前に広がる青い海とアフリカ大陸の山々を同時に望むことができます。

ヨーロッパポイントには、19世紀に建てられた白亜の灯台や、イスラム様式の寺院を模した「イブラヒム・アル・イブラヒム・モスク」など、見どころも多数あります。地中海とアトランティック海が交わる場所に立ち、雄大な自然を体感できる特別な場所といえるでしょう。



地中海の絶景を望む「サンディベイ」でビーチタイムを

ジブラルタルの東側に位置する「サンディベイ」は、地中海に面した美しいビーチです。白い砂浜と青い海のコントラストが美しく、リラックスした時間を過ごすのにぴったりのスポットです。ビーチからは、ジブラルタルの岩山を望むこともでき、絶景を眺めながら海水浴を楽しめます。

サンディベイは遠浅なので、小さな子供連れでも安心して遊ぶことができます。ビーチにはシャワーやトイレ、更衣室などの設備も整っているので、快適に一日を過ごせるでしょう。地中海の澄んだ海と、リゾート気分を味わえるサンディベイは、ジブラルタル観光の締めくくりにぴったりのスポットです。

ジブラルタルは、わずか6.8平方キロメートルの小さな半島でありながら、実に多彩な魅力に溢れています。歴史的な街並みや自然の絶景、地中海の美しいビーチまで、見どころは尽きません。イギリスとは異なる文化や雰囲気を肌で感じられるのも大きな魅力です。地中海とアトランティック海の境界に位置するこの地で、特別な思い出を作ってみてはいかがでしょうか。