【HIS】旅行プログラム


 

イタリアの水の都、ベネチアの魅力を満喫するための情報をお届けします。ベネチアは世界遺産に登録された美しい街並みと、リアルト橋に代表される数々の名所で知られています。この記事では、ベネチアを訪れる際に役立つ情報を5つのポイントに分けてご紹介します。 - ベネチアの見どころを効率よく巡るためのルート案 - ゴンドラ遊覧で運河の風景を堪能する方法 - 地元グルメを味わえるおすすめのレストラン - ベネチアならではのお土産選びのコツ - 観光シーズンを避けるベストな時期



ベネチアの主要観光スポットを巡る効率的なルート

ベネチアの観光名所は、サン・マルコ広場周辺に集中しています。まずはサン・マルコ寺院を訪れ、ビザンティン様式の荘厳な内装を鑑賞しましょう。続いて、ドゥカーレ宮殿へ。ゴシック様式の宮殿内部は必見です。

午後は、リアルト橋周辺を散策するのがおすすめ。ショッピング街のメルチェリーアを歩き、ベネチアングラスなどの工芸品を眺めるのも楽しいでしょう。1日で主要スポットを制覇するなら、サン・マルコ広場から始めてリアルト橋で締めくくるのが王道のルートです。



ゴンドラ遊覧で運河沿いの景色を満喫

ベネチアの風物詩といえば、ゴンドラ遊覧。曲がりくねった運河の間を縫うように進むゴンドラから眺める街並みは、まるで絵画の中に迷い込んだかのようです。乗船場所はいくつかありますが、サン・マルコ広場近くのバチーノ・オルセオロが便利でしょう。

料金は30分で80ユーロほど。ゴンドラ遊覧は割高に感じるかもしれませんが、水上から眺めるベネチアの姿は一生の思い出になるはずです。夕暮れ時のゴンドラ遊覧は特にロマンチック。日没後はライトアップされた街並みも楽しめておすすめです。



地元の味を堪能できるおすすめレストラン

ベネチアには美味しいシーフードレストランが多数あります。中でもAlla Tedescoは、リアルト橋のたもとにある老舗の名店。カジキマグロのカルパッチョなど、新鮮な魚介類を使った料理が自慢です。

パスタならアンティコ・マルティーニがおすすめ。カナルグランデ沿いのテラス席で、自家製パスタを堪能できます。ディナーはAlla Madonnaで、ベネチア名物のバッカラ(干しダラのクリーム煮)を。レストラン選びに迷ったら、地元の人に人気の店を選ぶのが正解です。



ベネチアならではのお土産選び

ベネチアのお土産の定番は、ベネチアングラスです。リアルト橋近くのショッピング街に、色鮮やかなグラス細工が並ぶ店が軒を連ねています。ワイングラスやアクセサリーなど、実用的なアイテムを選ぶのもよいでしょう。

もう一つの名物が、仮面のお面。毎年2月に開催される仮面舞踏会で使われるマスクは、装飾が美しい芸術品。カーニバルの時期でなくても、仮面屋さんでお気に入りを探してみてください。食べ物なら、パンドーロやブッラネッリなどのクッキーを。色とりどりの小袋に入ったクッキーは、配るのにぴったりです。



ベネチアを訪れるベストシーズン

ベネチアは1年を通して観光客で賑わいますが、比較的空いている時期もあります。5月から6月、9月から10月は気候も過ごしやすく、観光にはおすすめ。7月から8月は真夏の暑さと観光客の多さで、少し大変かもしれません。

冬は寒さが厳しいですが、観光客が少ないのでゆっくり街歩きを楽しめる時期です。2月のカーニバルシーズンは宿泊料金が高騰しますが、仮装した人々で街が彩られるのを見るのも一興。いつ訪れても独特の雰囲気を醸し出すベネチアですが、目的に合わせてベストシーズンを選ぶのがポイントです。

ベネチアは迷路のような路地と運河が織りなす幻想的な街並みが魅力の観光地。数々の見どころを巡り、ゴンドラから水の都の風情を味わい、地元グルメに舌鼓を打つ。ベネチアングラスなど、思い出に残るお土産選びも旅の醍醐味です。人々を魅了してやまないベネチアへ、あなたも足を運んでみませんか。