また泣いた。
なんか最近泣いてばっかり。
普段は涙もろいけど人前ではなかない様にしてるのに。
なぜかCUTIEの前では涙が出る。
泣くほどツライ事っていうのは、やはり彼がどっかに行ってしまうこと。
注:どっか=彼の地元。私たちが今住んでる所からはどんな交通手段でも片道最低6
時間はかかる。私にとっては行ったこともない見知らぬ土地で、彼を引き寄せ私から
奪って行ってしまう感じなのでやっぱり“どっか”。
実際にはまだいつ彼がどっかに行ってしまうかは決まっていない。
彼と過ごす時間はいつも楽しいし、一緒にいるのが当たり前のようになってきてい
る。彼と一緒に居ない時間も恋愛を楽しんでいて私のlove lifeは充実している。
だけど、いつも心のどこか、頭の隅っこに彼が居なくなるという近い将来の事実がこ
びり付いてる。
このときは、泣き出してしばらく自分でもなんで泣いてるのか分からなかった。
でも私たちの関係で暗い影といえば、その事しかない。
私は頭の中を整理しつつポツポツと話し出す。
彼は私の涙と鼻水をティッシュで押さえつつ、話を聞いてくれる。
話していくうちに私が泣いているのは彼が行ってしまう事実からよりも、先の見えな
い不安からの方が強いように思える。
彼は近い将来の事何も言ってくれない。
私はいつも彼にしゃべらせるように遠回しに促す。はっきり訊いて聞きたくない答えが返ってきた
ら辛いので。それにどっちにしてもあまり私に良いようには転ばないことだと分かっ
ているので、あえて追求はしないでいた。
しかし、このときは泣いてしまったついでに訊いてみた。
「どうしようと思ってる?」「考えてる?何も言ってくれないから考えてるかどうか
も私にはわからんよ」
「まだ言いたくない。いい加減なこと聞きたくないでしょ。」
「うん。聞きたくないけどいい加減なことなんて言わない人だってわかってるよ。」
「おれはここにいるよ。」
「今はね。(グスン)」
「ずっとそばにいるよ。」そう言ってギュッと抱きしめてくれた。