朝からテンが逃走中
絶対に外には行かないだろうと言う、高さの窓からダイブ
起きたてのボサボサの髪を振り乱し、パジャマのまま、何故か雑巾を片手に、家の外に…
すぐ捕まると思った…
予想は大幅にハズレ
隣の家の敷地に侵入…
こうなると、捕まえる事が難しい
そう泣いて、時より出て来ては、あたしの顔を見る度、猛ダッシュ
猫、あんなに早く走れるんだ
感心してる場合じゃないけど…
すごい、早いよ
そんな事を考えてると、
『ガチャ』
っと音と共に、隣の家の住人が、彼女と楽しげに出て来た
『…… おっ、おはようございます
』
隣人『…おはようございます……』
パジャマのまま、ボサボサの頭で、雑巾片手に立ち尽くすあたし…。
朝から爽やかかに、出勤前の隣人のカップル。
想像するのも恐ろしい…
聞かれなくても、ア然とした二人の顔が、『どうしたの?』 を物語る。
『あっ…ねっ猫が逃げちゃって…』
隣人『あっ……そうなんですか…猫が……』
恥ずかしさと、もう、一人じゃ捕まらないっと言う気持ちで、ハチを起こす。
朝から、起こされ、不機嫌そうなハチ…
ハチの着替えが終わる前に、先に外に出ると、近くにテンが…
ハチが来るまでに、簡単に捕まる……
…がっ、たいてい、その瞬間に捕まる
その度に、見る、ハチの何か言いたそうな顔…
は、忘れて今日も一日頑張りました。


