魔法の呪文をふりかけて…ポンポコ コンコン -2ページ目
どもです。Kiriです。

バタバタで
なかなかブログを書くまで到達できなくて…。
けど、今回は一気に。
ということで、行っちゃいます。

今回のブログは昨日アップしたヴィアーレのブログの続きです。
よろしかったらこちらから。

今回はサザンの音楽。
きっと後世に残るだろうと思う名曲
多分かな
Relay~杜の詩の話。



この歌、ジンと来ちゃうんだけど
そのクライマックスのフレーズがここ。

♪馬鹿で馬鹿でごめんよ

なんだか、この言葉だけ
歌の内容の流れから
完璧に外れてると思うんだけど
でも、なんだかこの言葉にジンと来ちゃうオイラ。
そして、心にもしっかりと残る。

すごいなと思う。
桑田さん。
よく、この言葉をここにもってきたな、と。
多分、世界中のどこにも
この歌詞に、この言葉をもってこようとする人は
いないんじゃないかと思う。

ここでいう馬鹿の意味。
いろいろと考えてみました。

さぁ、ここらへんで音楽行こうと思います。
♪馬鹿で馬鹿でごめんなさい

サザンオールスターズ 杜の詩


今の世の中
みんな長いものに巻かれないと生きられない。
ちょっと気が利いたヤツは、忖度という技を使い
上に媚び、自分に有利なように物事を運ぼうとする。

オリンピックの裏金にしても
ジャニーズにしても

ミンナ、お利口さんが
そう言った技を使い
それがばれて事件になる。
そして、オイラたちは(*_*;する。
氷山の一角なんだろうな、バレルのは。
ゴキブリとオンナジで1匹みつけると100匹が隠れて存在してるにちがいない。


本当の事を言ってしまったり
正直なヤツは馬鹿と呼ばれる。
この歌に出てくる馬鹿は、そういう意味なのかなと。
決して知識がない馬鹿じゃないと思う。
歌の1番の最後に出てくる馬鹿は知識がないにも読めるけど
そんなこと歌詞にするはずないよな。

この歌を歌っちゃってる桑田さん。
もしかしたら
自分を揶揄したのかな、と、オイラは感じた。
と、なると、坂本龍一さんも
馬鹿というコトになってしまう。

そんなコトをああでもない、こうでもないと。

それにしても、なぜ、このフレーズが琴線に触れるのか。
釈然としなかった。
でね。
気になって、あきらめずに考えた。
そして、ふぅ~っ
やっと、この曲の存在に行きついた。

フランシーヌの場合 新谷のり子


1969年3月30日の日曜日、パリの路上でフランシーヌ・ルコント(当時30歳の女性)が、ビアフラの飢餓に抗議して焼身自殺した。3月31日に朝日新聞夕刊が小さなスペースでこの外電(AFP)を載せた。CF(コマーシャル・フイルム)の制作に携わり、CMソングの作曲家でもあった郷伍郎は、この記事に触発されて『フランシーヌの場合』を作詞作曲した。

↑エヘヘヘ、またウイキからもってきた。
(朝日新聞、この頃は、すごかったんだなぁと思う。で、今は、ん、どした?)

サザンのこの歌の導入部に出てくるモデルは
まちがいなく坂本龍一さんだと思う。
↓ここの部分。

誰かが嘆いてた
美しい森が消えるのを
自分がいない世の中
思いやるよな人であれと

それで
ここで歌われてる坂本さんと、お馬鹿さんのフランシーヌが
どうしても、オイラの頭の中では
オーバーラップしてしまう。

♪フランシーヌの場合はあまりにもお馬鹿さん

坂本さんも
晩年の晩年に東京都に送った手紙だったモンなぁ。
小池都知事に送った
神宮の杜を残して欲しいとの嘆願。

さぁ、ここから
オイラの妄想スタート。

桑田さん、この曲を作ってるときに
きっと、「フランシーヌの場合」が頭の中にあったんじゃないかと。
馬鹿はそこから、運んできたにちがいない。

そして、この2曲は
50年のときを経て繋がっていて…。

戦争の利権、行きすぎた資本主義における利益。
それを求めるのは権力をもったものたちで

それに対し
命を賭して抗議するのは
弱いお馬鹿さん。

♪本当のことを言ったらお利口になれない
本当のことを言ったらあまりにも悲しい

「フランシーヌの場合」からも
桑田さん、バトンをきっと受け取ってると思う。
この曲を作っているときに彼のアタマの中にあった。

そして、オイラの記憶の中にある
遠い遠い日に「フランシーヌの場合」を聴いた印象。
そのとき感じた感情。
それが呼び起こされてしまう。
なので、ジンと来ちゃうんじゃないか、と。

♪馬鹿で馬鹿でごめんなさい

ん、オイラの妄想かぁ!?
勝手な思い込み。

まぁ、いいか。
オイラも、リレーしていこう。
微力ながらも、このブログでリレー。
小さな声もリレーしていくうちに大きな声になる。
うん、まちがいない。

オイラはそう信じてる。

自然を大切に。
それってきっと人を大切にすることに繋がるはず。
自然=地球。
そして人も、チッポケな地球の1部。



認知症と生きる 希望の処方箋

音楽療法士さんたちと認知症の患者さんたち。
音楽。
心の交流。

宮崎キネマ館 10/20~上映予定
http://www.bunkahonpo.or.jp/cinema/zyoueiyotei.htm

静岡 シネマイーラ 11/10~11/16
舞台挨拶 11/12
http://www.cinemae-ra.jp/
疲れて疲れて、
でもって、疲れ切ると

オイラはどうしても
こういう音楽に戻ってしまう。

前向きのボスじゃないんだよなぁ。

ふふふ、オイラはまったくもって
ポジティブシンキングじゃないよな。


eric carmen all by myself


さぁ、明日から
また走るってコトで。

今夜は、お酒飲もうかな。
どもです。kiriです。

子どもの頃は
夏休みの宿題で…

今は事務所の決算の資料作りで…

8月31日は
オイラにとって魔の日です。

貯めなきゃ、いいだけの話なんだけど。
きちんきちんとやっていれば…
なんの問題もない話。

で、今年は、まにあってない。
今、目の色を変えて格闘中。

で…
どうしても、これだけ載せたかったので
今日、書きます。
興味のない方はスルーしてくださいね。

付き合いでっていうモノじゃないので。
興味がある人だけってことで。

「認知症と生きる 希望の処方箋」

新宿武蔵野館さんの上映は終わりましたが
好評につき
姉妹館のミニシアターシネマカリテさんで
延長が決まりました。

興味がある方は(興味がある方だけ限定ってことで)
こちらをどぞです。
9/7までのようです。

https://qualite.musashino-k.jp/movies/21384/


どもです。Kiriです。

オイラのブログなんだけど
すぐ、脱線してしまう。
書いてるときに
ちょっとでも
おもしろそうなコトを思いつくと
メッチャ書きたくなって
あっという間に、簡単に横道にそれちゃう。

で、前回は、映画でいうところの回想シーン。
おもしろそうで、書きたくて脱線。
でもって、長くなってしまった。

反省。

今回は、真っ直ぐに進もうと思う。
で、その前に…。
もしよろしかったら、前回もごらんくださいな。
こちらです。


オイラに与えられた重大なミッション。
写真の撮り直し。

オイラは気合を入れて
メールを読み直した。
ん…
あれれぇ、最後に何か書いてあるぞ。

さて今回の指令だが・・・当局は一切関知しないからそのつもりで。なお、このテープは自動的に消滅する・・・

どういうこと?
それに、コレ、テープじゃなくて、メールだろ?

シュ…ボワッ。

おおおお。
なんだ、なんだ。
メールが、爆発したぞ、おい。

さぁ、BGM行ってみよう。
本物のサントラはクールでかっこよすぎる。
あわないだろうなぁ。
なので、なんとなく間が抜けたコチラ。

the ventures mission impossible


前作「がんと生きる 言葉の処方箋」のプロダクションノートの写真は
なんの問題もなかった。
で、今回の写真は、NG。

なんでぇ~。
オイラは、考えた。

①前回は野澤監督が撮った。
監督は、カメラマンじゃないけど、撮影で自分でカメラを回すコトもある。
慣れてる。でもって、流石にうまい。
今回は自撮り。
写真のコトなんて、まるでわからないオイラの自撮。
そりゃ、差がでるにきまってる。

②前回は、お酒を飲んでリラックスして、幸せなオイラだった。
あまりに平和な気分だったので写真を撮られるというコトをまったく意識してなかった。
今回は、慣れない写真を撮るのに、ウンウンうなって、アタフタしてた。

まず、①に関して。
オイラは考えに考え抜いた。
そして…
それしかない。

下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる作戦。
要は、まぐれ当たりまで待つ。

で、②は…
そか、飲んじゃえばいい。
そしてリラックスする。

うん、名案かもしれない。
名づけてほろ酔い作戦。

なんだか行けそうな気がしてきた。



作戦遂行。
オイラには不可能はない。

文庫本を積み木のように積んで
スマホをうまい具合に固定する。

ビール。
つまみは、ポテトチップスのり塩。

おっと、ほろ酔いね、ほろ酔い。
酔っぱらっちゃダメだからね。
オイラは自分に言い聞かせた。

ゴクゴク。
ポテトチップスもうまい。
パリパリパリ。

うん、いい感じ、いい感じ。
フワフワしてきた。

そろそろかな。
オイラは、シャッターを押す。
3秒後に、カチッ。

いけてるかな。
チェックしてみる。
うん、まだ、表情が固いかなぁ。

ゴクゴクゴク。
下手な鉄砲作戦。
何回も何回も。
そう、まぐれが来るまで何回も何回も。

カチッ。
ゴクゴクゴク。
チェック。
パリパリ。

やべぇ、ちょっと本格的に酔ってきちゃったかも。
それでも、撮り続けた。
不可能なミッションを可能にしなくてはならない。
撮って撮って撮りまくる。
がんばらねば。

酔っぱらった。

パチ。
パチ。
パチ。

翌日、もう一度、全部確認した。
大量な写真。

うん、リラックスはしてる。
でも、なんだかトローンとした目つきにみえる。
そして、後のほうの写真になるほど
顔が赤くなっていく。
徐々に、まがぬけた顔になってる。

それでも、なんとか、行けそうかなというのを絞ってみた。
5枚。
どうだろ。

あれれれ、気がつく。
唇になんかついてるか…?

なんだろ。
この黒っぽいちっちゃいの。
いや、深緑かも。

よくよく見ると鼻の頭にもみえる。

アレレレ、なんだろう、これは。
う~ん。
なんだろう。不思議な深緑の点々。

なんだか不気味だった。
やはり、スマホには魔が住んでるのか。



突然、気づいた。
不思議でもなんでもない。

青のり……。

しまった。
のり塩味じゃなく、コンソメ味にしとけばよかった。

大量の写真をチェックしてみると
10枚めくらいから青のりが
唇と鼻の頭についてる。

そして、後に行けば行くほど
目がトロンとして、眠そうな、間が抜けた顔になってる。

そのまま、出しちゃおうかと思った。
ダイジョブ
多分気がつかれないだろう。

それから
前回のNGの写真と比べてみた。

ダメだ、コリャ。
前より、さえない。

それなりなりどころか
それなりにもなってない。
それなり以下。

ふぅ~っ。
当たり前か。

目はトロン。
まがぬけた表情。
鼻の頭と、唇に青のりをつけたオイラがそこにいた。
しかも、顔は、赤鬼みたく赤い。

なさけないなぁ。
何やってるんだろう、オイラ。
そりゃ、酔っ払いを撮ったらそうなるよ、まちがいなく。

気持ちは落ちた。
でも、ミッションは遂行しなければならない。

〔to be continued〕
というわけで次回に続きます。



認知症と生きる 希望の処方箋

ただ今、東京、大阪で上映中

東京 新宿武蔵野館
~8月31日(木)9:30上映開始
https://shinjuku.musashino-k.jp/movies/33660/

大阪 第七藝術劇場
~8月31日 10:00~
http://www.nanagei.com/mv/mv_n1794.html

共通の前売り券を1500円(税込み)で販売しています。
ご希望の方は
t&k社合田までご連絡いただきますようよろしくお願いします。
tel 03-3994-2351
mail tk.tk.tandksya@gmail.com

なお、シニア割引があります。
シニアの方は当日券のほうが前売り券よりさらに安くなります。
どもです。Kiriです。

さぁ、今回は続き物の3回め
ポンポブログ → ヴィアーレブログ
そしてまたポンポコブログにもどってきました。

アッチ行ったり、コッチ行ったり。
ホント落ち着きがなくてすみません。

前回はこちらになります。
もしよろしかったら覗いてみてくださいな。


Tプロデューサーさんのメールによると
前回の「がんと生きる言葉処方箋」の写真は良かったです。

なるほど、前回のプロダクションノートはダイジョブだったか。
で、今回は、顔が引きつった。

前回、あれは何年前だったろうか。
池袋の「ふくろ」という居酒屋だった。
その居酒屋で、野澤監督がオイラの写真を撮った。
そ、酔っぱらったオイラの写真。



あの頃…。
病いから復帰した野澤監督。
なんとその病いをテーマにして
ドキュメンタリーを撮った。
ホント、転んでもただで起きないヤツ。
でも、そういう状況だっただけに
オイラは、すごい力が入った。

音楽入れまで無事終了。
映画は完成。

そして、野澤監督、お酒も解禁。
日本酒は、健康のためにワインに変わったけれど。

そんな時期だった。
池袋の「ふくろ」
オイラは、あの夜をはっきりと憶えてる。
そ、テーブルの上にあった料理まで、しっかりと。

さぁ、ここらへんでBGM行ってみよう。
darius rucker wagon wheel


コロナの前だった。
もう4年経つのか。
野澤監督とOさんとオイラ。
その3人だった。

テーブルの上には
贅沢にたくさんの食べ物。

ハムカツ、マカロニサラダ、枝豆、煮込み、トマト。
シシャモもある。
そしてオイラから遠いところに刺身。
Oさんのそば。

マカロニサラダ、うまそうだなぁ。
その後、刺身に手をだそうかな。
そんなコトを考えてたら、監督から声がかかる。

「アイダさん、ハムカツ来たぞ。ほら、食え、食え」

野澤監督は喋りまくる。
Oさんは、黙々と、食べる、飲む。
お腹空いてるのかな。
多分
Oさん、一段落すると
きっと喋りだすにちがいない。
今は、まだ居酒屋に入ってそんなに時間はたってない。

「ところで、アイダさん、プロダクションノートの写真どうする。
うん。
うまい、それにしても、このハムカツ、うまいぞ」

「食べます。うまそうだ。
で、写真、まだ撮ってないですが」

「じゃあ、ここで撮っちゃおうか。おれ、撮ってやるよ」

ハムカツ、うまい。
と、マカロニサラダもうまい。
ゴクゴク。
ビールも、うまい。
その後、刺身、一切れ、もらおう。
オイラはそんなコトを考えながら

「でも、監督。
ちょっと酔ってますよ、オイラ。
ダイジョブかなぁ」

「アイダさん、
ちょっと酔ったくらいで顔なんて変わんないよ。
特にアイダさんの場合、まったく問題ない。
撮っちゃおう、撮っちゃおう、今」

なるほど。

簡単に、納得してしまった。
ちょうど、オイラの後ろはうまい具合に壁だった。
バックとしても、問題ない。

居酒屋の喧騒の中
パチっと音がしたような気がした。
携帯のシャッターなので音なんかしないはずなんだけど。

パチッ。
パチッ。
パチッ。

さぁ、刺身だ。
一切れ、もらおう。

ところが、
ない、ない。
あぁ~
もしかするとOさん食べちゃったか。

Oさんの声が聞こえた。
「監督、刺身、うまいですよぉ~。
もう一皿、頼みましょうか」

あの夜、池袋の夜は静かに…
そんなわけないか、
ガチャガチャとにぎやかに、過ぎていった。
そんな中
オイラのプロダクションノートの写真は
それなりなりに、撮られていた。

〔to be continued〕



Tプロデューサーさんから、嬉しいメールが届きました。

皆様
新宿武蔵野館の上映が1週間延長になります。
猛暑の中で、迷っている人に「映画館は涼しいよー!!」っと誘ってください。
よろしくお願いいたします。

以下スケジュールです。
~8月24日(木)まで 9:45上映開始
8月25日(金)~31日(木)9:30上映開始

https://shinjuku.musashino-k.jp/news/26502/