新しい作品は、
映像作家さんが作るのかもしれない…。
昨日、陣野秀明さんの作品を見せてもらって、
マジで、そう思った。
8月4日、紫陽花倶楽部の勉強会。
最初から参加した。
会員の映像作家さんのビデオ作品が次から次へと流される。
最後から、2番め、陣野さんの作品が流される。
西武線の電車…。
登場人物である陣野さんのモノローグ。
それを受けて、しっとりとした音楽。
物語は静寂と落ち着きを持って、
しっとりと、始まる。
何シーンか、そんな感じで進んで行く。
が、
突如…。
バラエティーのような効果音が鳴り響く。
ピッ ピッ ピッ
突然、コミカルに、大転換・・・。
おおおおっ。
驚いた。
デキシー調のジャズっぽい、すっとぼけた音楽。
登場人物の陣野さんも、突如、すっとぼけだす。
コミカルになる。
おおおおおッ、どうなる。
陣野さんの、すっとぼけながらも、大真面目な演技。
ハンバーガーは食べるは、
蛇を恐がるは…。
おおおおッ。
びっくりした。
そして、一連のコミカルなシーンが終わると、
あれまぁ、また、しっとりとした、雰囲気に…。
ボクは、ちょっと、唖然とした。
スゴイ。
すごすぎる。
陣野さんに意見を求められる。
まず最初に、ボクだった。
おおおおッ。
「この作品は、ホームランか、三振です。どっちかしかありえません」
この斬新さが、認められて、これは面白いっていう評価を受ける。
それが、ホームラン。
なんだぁ、この落差は…作品としてまとまっているのか、という低い評価を受ける。
これが、三振。
で、ボクは思った。
陣野さん、
あえて、そこを狙って作ったんだろうなぁ。
と、陣野さんの、
実験してやろうっていう、強い意志を感じた。
実験…。
失敗したり、成功したり…。
そして、それを繰り返しながら、新しいコトが解っていく。
進化していく。
自分の作品である。
普通は、まとめよう、まとめようと考えるだろう。
が、
そこで、あえて実験する。
まとめる方向に行かない。
この人、絶対に進化していくだろうなぁ…。
そして、必ず、どこかに到達するだろうなぁ…。
なんか、メチャ笑える映像を、笑いをこらえながら見ていて、
別のトコロで、妙に感心している、ボクがいた。
新しいスタイルの作品は、映像作家が作るのかもしれない。
マジで、そう感じた。
恐るべし、映像作家…。