こんにちは
宮下みえです
宮下みえです今日はおやつにドーナツを食べながら
短い小説を書きました
おやつを食べながら ホッとする時間に
読んでもらえたら嬉しいです
『ドーナツ』
小さい頃から 大好きだったドーナツ
母と買い物に行くと いつも
「どーなっちゅ 食べたい」
と言って よく買ってもらってたらしい
ふわっと揚がって チョコレートがたっぷりかかった
甘い甘いドーナツ
大人になった今も
カラフルなチョコスプレーがたっぷりかかったドーナツを見ると 思わず笑顔になってしまう
私の中の小さな子どもが 「わぁっ」と喜びで跳ねる
ドーナツ屋さんに行くと
大人も子供もみんな
笑顔でドーナツをほおばっていて
幸せな時間が流れてる
今思い出す母は いつも怒ってばかりで
怖かったことばかりが浮かぶけど
本当はきっと
小さな私がドーナツを嬉しそうに食べるのを
穏やかな笑顔で見守っていた
きっとそんな時間も あったんだろうな
そうだったらいいなと 願う
