気絶するほどアクセス数が伸びないので、早くもとっておきの記事を書かざるを得ません。
あまり詳しく書くとライバルを増やしてしまうので、ざっくりとした感じになるけれど、制作したオリジナルのタロットカード、ミュージックコレクタータロットの制作手順を紹介させていただく。
あくまで一例なので、これを参考に自分にあったカード制作を追求していただきたい。
まずはイラストの制作
1 各カードの題材を決める。
ミュージックコレクタータロットの場合はどの音楽ジャンルをどのカードに当てはまるかを決めるだけなので楽でした。
2 英語でプロンプトを作成する。
日本語で受け付けてくれるジェネレーターもあると思うけど、クオリティ的に英語オンリーのMidjourneyがおすすめ。有料版だと生成したイラストの商業利用が可能に。
3 AIイラストジェネレーターにプロンプトを打ちこみ、イラストを生成。
妥協せずいい絵ができるまでがんばる。できないときは自分で描く。
4 画像編集ソフトでカードを編集する。
Canvaがおすすめ。スマホアプリもあるので出先でも編集可能。本気でやるならぜひストレージの大きい有料版を。
5 箱のデザイン※ と解説書の制作
これらもCanvaで作る。箱のレイアウト図は印刷会社からもらえればベスト。
(1と2はchatGPT4を使うと楽)
※あらかじめGS1JAPANでJANバーコードを取得しておき、それも箱のデザインに組み込む。それをしないと、あとでバーコードシールを貼るはめに。
そして印刷へ
6 印刷会社に見積もりを取る
部数による値引きや最低部数などは会社によりぜんぜん違うので、複数社に見積もりを取るべし。
大きさ、角の丸み、紙や加工の種類はお見積もりフォームで細かく指定する。
7 データを入稿する
絵や文字がずれていたりすると印刷会社から確認メールが容赦なく飛んでくる。優しめの人と厳しめの人がいる。
8 カードが届いたら箱詰め
梱包やシュリンクまでやってくれる印刷会社もあるみたいだけれど当方はopp袋をAmazonで買い、梱包まで自分でやりました。販売委託業者により、袋に入ってるかシュリンクされていないと扱ってくれないことがあるので注意。
気になる制作費用
印刷代はカード本体よりもフルカラーの解説書のほうが高くついたりする。ページ数にもよるけれど。
カードと解説書100部でだいたい30万円くらい。箱は3万円くらい。印刷会社によってはそんな小ロットは請けてくれないけれど、逆にそういうところは大量に作る時は割安だったりする。
Midjourneyなど制作ツールのサブスクが合計で年間数万円くらい。
まとめ
かなり大量生産しないとひとつあたまの制作費は高くつくので、もとをとるのは大変。
事業としてはおすすめしませんが、趣味でオリジナルタロットカードやオラクルカードを作りたい人はぜひ参考にしてね。